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エスノグラフィーとは?人事担当者必見の人材育成方法をご紹介

更新日:

経営・戦略

エスノグラフィーとは、「行動観察」を意味し、質問に対する回答だけではなく、その人の行動からも新しいニーズや課題を発見するための手法です。近年のビジネス場面において用いられている多義的な言葉として注目が高まっています。
今回はエスノグラフィーの本来の意味や、企業活動において有効活用するための方法をお伝えします。

エスノグラフィーとは

エスノグラフィー(ethnography)とは、民俗学、文化人類学の調査方法を起源としており、現代ではマーケティングや人材育成にも活用されています。情報が多様化し、新しい商品やサービスが次々と世に送り出されるなかで、消費者がどのような環境・価値観で生活をしているのかを調査することに応用されています。人々の生活圏に入り込み、生の声を知ることで、本音に近い部分を知ることができます。

エスノグラフィーの観察を応用し、消費者本人が言語化できない無意識の行動(商品の取り方や仕事の机上の物の配置など)を観察し、深層心理を知ることで顕在化していないニーズを引き出す効果があります。
適量生産適量消費の現代において、アナログなコミュニケーションを通じて、「消費者の行動理由は何か」、「その潜在意識にある心理は何か」を知ることで、膨大な情報群からは得られない気付きを得ることができます。

業務改善・管理職育成に効果的

エスノグラフィーを活用することは、業務改善や管理職育成にも効果的です。
対象となる従業員の行動を観察し、「なぜそのような思考・行動に移すか?」という疑問に対して、ヒアリングを通じて得た回答から、潜在している課題・問題点を洗い出します。

業務改善や管理職育成にエスノグラフィーを取り入れる場合、育成担当者自身が対象者の担当業務やプロジェクトに参加することが大切です。育成する担当者自ら、行動を共にし、密着して観察するほど具体的な問題や改善点が浮き彫りとなります。

社内の問題把握に必要以上の時間を費やしたり、課題や改善点がありきたりな結論であったりした場合、エスノグラフィーを取り入れることで、組織内に潜在している課題・問題点を発見しやすくなります。また、人の行動要因を知るエスノグラフィーは、管理職の従業員それぞれにしっかり向き合う機会を高めるため、組織力を向上させる管理職の育成につながります。

まとめ

  • エスノグラフィーとは「行動観察」を意味し、質問に対する回答だけではなく、その人の行動からも新しいニーズや課題を発見するための手法である
  • エスノグラフィー(ethnography)とは、民俗学、文化人類学の調査方法を起源としており、現代ではマーケティングや人材育成にも活用されている
  • エスノグラフィーを活用することは、業務改善や管理職育成にも効果的である
  • エスノグラフィーの導入により、組織内に潜在している課題・問題点の発見につながりやすく、管理職のチームメンバーと向き合う機会を創出するため、組織力を向上させる管理職の育成にもつながる

Growthix Capital 株式会社 取締役 CSO|田坂 伸一(ホームページ:https://growthix.co.jp/

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