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人材・組織社員や組織全体のモチベーションを可視化するために利用されている組織診断ツール。この記事では、モチベーション管理に加えてストレスチェックまでおこなえる「Willysm」について紹介します。
Willysmの料金や特長、主な機能について解説していくので、導入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
目次
初期費用 | 50,000円〜 | サーベイの テンプレート |
〇 |
---|---|---|---|
月額費用 | 600円〜/名 | セルフケア・ マネジメント |
〇 |
月額従量課金 | 〇 | ストレス チェック |
〇 |
無料 トライアル |
ー | 運用サポート | ー |
システム連携 | 要問い合わせ | 詳細 | 公式サイト |
料金はすべて税込
Willysmとは、サイオステクノロジー株式会社が提供する組織診断ツールです。飲食や金融、製造、流通サービスなど、幅広いジャンルの企業から利用されています。
Willysmは、社員のモチベーション維持に悩む企業や、組織全体の生産性向上を目指す企業などをターゲットとしているサービスです。日々のアンケート調査により、社員個人のモチベーションだけでなく、組織単位でのモチベーションを可視化できます。ストレスチェック機能を利用できるところも魅力的です。
Willysmを実際に導入している企業からは「社員の気持ちが一目でわかる」や「生産性の改善につながる」など、好印象な口コミが見受けられます。
社員の気持ちが一目で把握でき、使いやすいです。コミュニケーション下手な人ほどウィリズムでサインを発してくれることが多いため、今日の気持ちが赤のときには積極的に声掛けをしたり、Thankscardを使ってメッセージを送ったりなど、フォローすることができています。
次に、Willysmの料金について見ていきましょう。
Willysmは3種類の料金プランを提供しています。契約方法は、半年契約と1年契約の2種類があり、1年契約の場合は月々の料金が割引されます。
「ベーシック」プランの料金(税抜)は下記のとおりです。
初期費用 (設定費用) |
50,000円 |
---|---|
月額料金 (半年契約の場合) |
1名あたり:700円 |
月額料金 (1年契約の場合) |
1名あたり:600円 |
ベーシックは、Willysmの基本機能を利用できる料金プランです。従業員1名あたりの料金は、月額600円〜700円(税抜)。仮に100名で利用した場合、月額60,000円〜70,000円(税抜)のランニングコストがかかります。
「スタンダード」プランの料金(税抜)は下記のとおりです。
初期費用 (設定費用) |
50,000円 |
---|---|
月額料金 (半年契約の場合) |
1名あたり:1,000円 |
月額料金 (1年契約の場合) |
1名あたり:900円 |
スタンダードは、Willysmの基本機能に加えて「AI気持ち判定」を利用できる料金プランです。従業員1名あたりの料金は、月額900円〜1,000円(税抜)。仮に100名で利用した場合、月額90,000円〜100,000円(税抜)のランニングコストがかかります。
「プレミア」プランの料金(税抜)は下記のとおりです。
初期費用 (設定費用) |
200,000円 |
---|---|
月額料金 (半年契約の場合) |
1名あたり:1,200円 |
月額料金 (1年契約の場合) |
1名あたり:1,100円 |
ベーシックは、Willysmの全機能を利用できる料金プランです。従業員1名あたりの料金は、月額1,100円〜1,200円(税抜)。仮に100名で利用した場合、月額110,000円〜120,000円(税抜)のランニングコストがかかります。
Willysmの特長は、下記の3つが挙げられます。
Willysmのアンケート調査は、3種類のコンディションの中からもっとも自分の気持ちに近いものを選ぶだけで完結します。
社員負担が少ないため、アンケート調査を定着させやすくなっています。入力されたコンディション状況は管理画面に3色のヒートマップで表示されますので、社員の気持ちが一目でわかるでしょう。社員ごとのコンディションだけでなく、組織単位での表示にも対応しています。
Willysmは3種類の導入方法に対応しています。
WEB上で利用するクラウド版や、ソフトウェアを自社で保有するオンプレミス版など、幅広い導入方法からお好みで選べるところは嬉しいポイントです。なお、Willysm自体はPC・スマホの両方に対応しているサービスですので、外出先やリモート環境からでも利用できます。
Willysmは、プッシュ通知機能を搭載しているスマホアプリを提供しています。
退勤後にアンケート調査を入力し忘れていた場合、プッシュ通知が届きます。なお、iPhone・Androidの両方に対応していますので、スマホをもっている社員ならインストール可能。アンケート調査の回答率を高めやすいところも、Willysmの大きなメリットです。
次に、Willysmを導入したらどのように組織改善していけるのか、具体的なイメージができるようにWillysmの機能面についてご紹介します。
機能概要 | |
---|---|
主な機能 | ・社員の気持ち入力 ・社員や組織の気持ちをヒートマップで可視化 ・感謝の気持ちを伝えられる「サンクスカード」 ・表情から気持ちがわかる「AI気持ち判定」 ・データのCSVファイルでダウンロード可能 |
オプション機能 | ・初期研修説明:デモと活用方法について ・ラインケア研修:専門家による研修(管理職向け) ・セルフケア研修:専門家による研修(社員向け) ・アンケート |
先述したとおり、上記の機能を「初期費用+月額料金」で利用可能です。社員のモチベーションを日常的に観察することで、離職率の改善や生産性の向上などに期待できます。気になった方はぜひ、公式サイトからデモ画面やサービスの詳細などについてチェックしてみてください。
Willysmは、日々のアンケート調査により社員や組織のモチベーションを可視化できるサービスです。3色のヒートマップを確認するだけで、モチベーションが一目瞭然になります。しっかりと対策を講じれば、生産性の向上や離職率の改善につながるでしょう。
類似サービスの中には効果的な解決策の提案を受けられるものもあります。しかしWillysmの場合、自社で解決策を考えなければなりません。なお、オプション機能に「ラインケア研修」がありますが、1回あたり150,000円(税抜)の費用がかかります。
Willysmは、社員負担の少ないアンケート調査を実施できる組織診断ツールです。毎日社員や組織のモチベーションを観察することで、気持ちの浮き沈みがわかります。離職率の改善や生産性の向上に役立ちますので、気になった方は導入を検討してみてください。
労務・人事・総務管理者の課題を解決するメディア「労務SEARCH(サーチ)」の編集部です。労働保険(労災保険/雇用保険)、社会保険、人事労務管理、マイナンバーなど皆様へ価値ある情報を発信続けてまいります。
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