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VUCA時代の到来!必要とされる人材の特徴やスキルは何か?

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経営・戦略

テクノロジーの発展により、経済のグローバル化が一気に加速し、不確実性の高い市場環境のなかで、多様化する顧客ニーズに応えるべく企業は邁進しています。そんなVUCA時代の到来で、企業に価値を提供できる人材の需要が高まりつつあります。
VUCA時代の到来!必要とされる人材の特徴やスキルは何か?

【この記事でわかること】

  • VUCA時代で求められる経営姿勢
  • VUCA時代に必要な人材の具体的なスキル
  • VUCA時代に通用するリーダーシップ

VUCA(ブーカ)とは

VUCAとはVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)という世界規模でおきる不安要素の4つの頭文字を取ったビジネス用語です。

政情、気候変動、災害、パンデミックなど地球規模で起きる事象が、テクノロジーの発展により全世界の国が密接に絡み合うことで、予測不能かつ不確実性の高い状況を指す言葉です。

主にビジネスの世界で、プロダクトライフサイクルの短期化が加速する市場において、迅速かつ柔軟な製品開発やイノベーションの必要性を議論する際に使用されています。

VUCAの特徴

Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)にはそれぞれ特徴があり、それぞれの不安要素を理解しておく必要があります。

Volatility(変動性)

Volatility(変動性)は、価値観や社会の仕組みの変容やテクノロジーの発展による先を見通すことが難しい不安要素を意味します。
一方で新規事業や新たな価値の創出のチャンスとして捉えることができます。

Uncertainty(不確実性)

Uncertainty(不確実性)は、年功序列・終身雇用の崩壊といった雇用環境の大規模な変化を意味する不安要素です。ジョブ型・成果主義が前提の人事評価制度の浸透なども不確実性の現象として認識されています。

Complexity(複雑性)

Complexity(複雑性)は、グローバル化により、地球規模の課題が顕在化・複雑化する不安要素を意味します。問題解決も複雑化し、世界との連携による課題解決を重視しなければなりません。

Ambiguity(曖昧性)

Ambiguity(曖昧性)は、最適解を見つけることが非常に難しい状態を意味します。変動性、不確実性、複雑性の3つの不安要素が複雑に絡み合い、ひとつの課題を解決したとしても次なる課題が顕在化する事象が繰り返されるという考え方となります。

AI・スピード経営の重要性

航空機や自動車などのインフラ基盤の発展に加え、AI(人工知能)やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)技術が劇的に向上していくことが確実視されています。この技術革新の中で、単純作業の代替以外にマーケティングやデータ分析といった専門性の高い業務も簡素化かつ正確性を高め、迅速な経営が必要となります。

VUCAは予測不可能な時代を意味するため、AIとスピード経営を意識した上で、想定外の事象が発生したとしても想定の範囲内と柔軟に対応できる意識と組織の強化が求められます。

VUCA時代に必要な人材とは

VUCA時代に必要とされる人材とは、想定外の事象に柔軟な対応を、迅速に行動に移せる人材です。企業経営者から現場社員まですべてのメンバーが意識改革を通じて、組織を強化しなければなりません。それには今までとは異なる優秀な人材が必要です。

スタンリーマクリスタルによる新たなリーダーシップ

アメリカ合衆国の国際治安支援部隊司令官およびアフガン駐留軍司令官を務めたスタンリーマクリスタルは、機能不全を打破するリーダーシップの重要性を説いています。

VUCA時代で求められるリーダーシップには「想定外を想定する意識」と「組織の適合性の向上」、そして「意識の共有化と権限委譲」が必要としています。個人・組織とともに適応能力を高める、または周囲の適応能力高めるリーダーシップを持つ人材がVUCA時代に必要な人材といえます。

明確なビジョンを持っている

組織として明確なビジョンを持つことは、成果・ミッションの明確化と唯一無二の付加価値を生み出す原動力となります。優秀な人材が明確なビジョンを打ち出すことは、現場レベルで想定外の事象が起きたとしても適切に対応できる方針として機能します。

迅速かつ責任ある決断力

日本企業の指揮系統は意思決定や決断に時間がかかる上、業務や成果をチーム(組織)として全うする慣習があるため、責任の所在が曖昧になりがちです。しかし、VUCA時代では最適な意思決定や決断のための時間はなく、組織または個人が責任を明確にし、迅速に決断・行動することが想定外の事態に対応できるスキルを身につけることができます。

適応力を持つ人材

VUCA時代は経営陣を含む全社員が当事者意識を持ち、業務に取り組む必要があります。目標を達成するための環境の整備に加え、社員の成長に興味を持ち、VUCA時代に通用する適応力を持つ人材を育成しなければなりません。

多様な価値観を持つ人材のモチベーションを向上させるコミュニケーションや公正公平な人事評価制度の策定など企業として優秀な人材が育つ環境を構築する必要があります。

まとめ

  • VUCAとはUCAとはVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字をとった地球規模で起こる不安要素の総称である
  • VUCA時代を生き抜くにはAIやPRAといった技術革新をフル活用した上で柔軟な意思決定と組織強化が必要である
  • VUCA時代に必要な人材とは、機能不全を打破するリーダーシップと明確なビジョン、迅速かつ責任ある決断力、適応力を有する人材を指す。

Growthix Capital 株式会社 取締役 CSO | 田坂 伸一(ホームページ:https://growthix.co.jp/

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