この記事でわかること・結論
- Sansanは名刺管理を強みとするクラウドサービスのこと
- Sansanは顧客情報の一元管理と共有を可能にし、売上拡大やコスト削減にも役立つ
- Sansanは顧客情報を自動スクリーニングするため、リスクチェックツールとしても活用できる
この記事でわかること・結論
Sansanは法人や個人向けの名刺管理サービスです。名刺を専用スキャナーで読み取ることで顧客情報を一元管理することができ、営業活動やコスト削減などにも活用ができます。
また、管理する顧客情報は自動スクリーニングしてリスクチェックができます。そのため、Sansanは「反社チェックツール」としても便利なサービスです。本記事では、Sansanの主要機能や評判・口コミ、特長などを解説します。
初期費用 | 要問い合わせ | 調査範囲 | 名刺/メール署名 |
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月額費用 | 要問い合わせ | スクリーニング 機能 |
〇 |
月額従量課金 | 〇 | API連携 | 〇 |
無料 トライアル |
〇 | 詳細 | 公式サイト |
Sansan株式会社が提供している「Sansan」は、名刺の一元管理ができるクラウドサービスです。名刺をはじめとした企業情報や営業履歴などを一元管理、そして社内全体で共有することで売上拡大とコスト削減を実現します。
Sansanは名刺をスキャンするだけで顧客情報としてデータ化できるため、主に人脈形成が重要である営業活動向けのDXサービスとして導入している企業が多いです。
Sansanは名刺管理を通じて、会社の人脈管理や売上拡大を支援するクラウドサービスです。法人向け名刺管理サービス市場においては11年連続でシェアNo.1を獲得しており、利用企業は9000社にもおよびます。
シェアNo.1:営業支援DXにおける名刺管理サービスの最新動向2024 (2024年1月 シード・プランニング調査)より。利用企業:営業DXサービス「Sansan」をご利用いただいている契約数。
また、Sansanで取り込んだ顧客情報のデータは、国内外の公知情報を保有する会社のリスクデータベースと自動で突合されます。コスト削減やリスクマネジメントに課題を感じている企業におすすめです。
Sansanの口コミを調査してみると、名刺管理としての利便性を感じているといった評判が多く見受けられました。ほかにも、自動で反社チェック・コンプライアンスチェックすることで工数が大幅削減できるという評価もありました。
Sansanは、お客さまの課題や悩みに合わせて料金プランを提案しています。見積もり依頼からでも気軽にお問い合わせができます。公式Webサイトのお問い合わせフォームから「ご要望・ご質問・ご相談」を送信することで、担当者から通常1営業日以内に連絡がきます。
無料トライアルも用意されているため、検討している場合はまずお問い合わせをしてみましょう。
ここでは、Sansanの特長について解説します。
Sansanは名刺をはじめとした顧客情報をデータ化して一元管理するツールです。名刺をスキャンするだけで取り込めるため、主に営業活動のシーンで活用されています。
顧客情報は外出先でいただく名刺のスキャン意外にも、オンライン商談でのデジタル名刺やメール署名などあらゆるシーンで蓄積できるため、Sansanは関係構築の強化をサポートします。
データ化した顧客情報は、社内全体で共有することによって課題発見やコスト削減の実現などさまざまなメリットがあります。顧客リストや新規営業リストの作成などもスムーズにおこなえます。
顧客情報をデータ化することで営業リストの作成などにも活用できるため、「新規開拓で狙いたい企業を定められる」や「より効果的なアプローチができる」などのメリットもあります。
Sansanは取り込む顧客情報とは別に、100万件を超える最新の企業情報を搭載しています。国内拠点や役職者の情報にアクセスでき、主に営業活動において活用できます。
また、企業情報は自動でスクリーニングされるためリスクのある取引先を検知します。名刺交換をしていない相手でもメール署名からチェックできるため、リスクの早期発見が可能です。
常に最新情報での自動スクリーニングをおこなうため、安心したリスクマネジメントを実現できます。また、リスクチェックを人の手でおこなっている場合は、Sansanの導入により大幅な工数削減が期待できるでしょう。
先述したようにSansanは、データ化した顧客情報を他社のリスクデータベースと連携して自動スクリーニングします。具体的には以下2社のリスクデータベースと連携します。どちらも世界的に有名なデータを扱う企業です。
LSEG社 | LSEG社(ロンドン証券取引所グループ)は、金融関連のデータを提供するプロバイダー。反社会勢力や前提犯罪情報・経済制裁リストをSansanと連携。 |
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KYCC社 | KYCC社(KYCコンサルティング)は、法人向けにリスクデータベースの提供やコンサルティングをおこなう。公的機関が発表した公知情報を連携。 |
Sansanの自動スクリーニング機能は、取引する企業が反社会的勢力やマネーロンダリング、組織犯罪などと関わりがないかをチェックするツールとしても活用できます。顧客情報のデータは名刺だけではなくメール署名からもおこなえるため、これから取引先となる可能性がある企業の反社チェックもできます。
Sansanの使い方を解説します。下記は名刺スキャンによる使い方ですが、ほかにもデジタル名刺登録やメール署名からのデータ化も可能です。
Sansanの使い方
公式Webサイトではユーザー向けの使い方ガイドがあるため、実際にSansanを導入する場合は参考にしましょう。また、Sansan活用方法などの各種オンラインセミナーを開催していたり、オンデマンド動画を用意していたりと、導入後の手厚いサポートもあります。
Sansanは名刺管理によって、営業活動や売上拡大をサポートするクラウドサービスです。多くの企業がSansanを導入しており、利用している企業は9000社以上にもおよびます。
名刺だけでなく、オンライン商談やメール署名からでも顧客情報を蓄積できます。社内でデータ化した情報を共有することで、営業活動の現状や今後について的確にアプローチできます。
Sansanの価格はお客さまに応じて提案されます。見積もり依頼や無料トライアルからでも対応しているため、社内の顧客情報管理をDX化したいという企業はぜひ検討してみましょう。
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