年末調整は、書類の配布や従業員への入力指示・申告内容のチェックなど、人事・労務担当者にとってはなにかと手間がかかる業務です。
そんな業務を今より100時間短縮でき、10月から開始しても今年の年末調整に間に合う方法があると聞いたら、どんなやり方でやるのか気になりませんか?
その方法とは、今回ご紹介する『オフィスステーション 年末調整』を利用するやり方です。この記事では、そんなオフィスステーション 年末調整の料金・特長・機能を解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
初期費用 | 110,000円 | 主な機能 | 各申告書のペーパーレス化/入力 サポート/差分データの自動表示など |
---|---|---|---|
利用料金 | 1名あたり 年額550円 |
進捗状況の 表示 |
〇 |
無料 トライアル |
〇 | 法改正自動更新 | 〇 |
導入実績 | 利用社数 3万社以上 |
主な 連携システム |
マネーフォワードクラウド給与/弥生 給与/freee人事労務/給与奉行 i10など |
関連サービス | オフィスステーション 労務/有休管理/ 給与明細/勤怠 |
詳細 | 公式サイト |
オフィスステーション 年末調整とは、株式会社エフアンドエムが提供する人事労務クラウドソフトです。同社はオフィスステーション 年末調整以外にも、
など人事労務クラウドソフトを複数展開しており、欲しい機能だけを選んで導入できる「アラカルト型」な点が特長の一つとして挙げられます。なかでもオフィスステーション 年末調整は、手間が多い年末調整の作業をすべてクラウド化し、大幅な効率化を実現できるクラウドソフトです。
オフィスステーション 年末調整は、業界最低水準の利用料を実現しています。
オフィスステーション 年末調整の登録料は、110,000円(税込)です。これはシステム利用Webマニュアルなどの提供価格として、初回契約時にのみ発生します。
オフィスステーション 年末調整の利用料は、従業員数によって異なります。
従業員数 | 年間利用料(税込) |
---|---|
20名以下 | 一律11,000円 |
5,000名以下 | 1名あたり550円 |
5,001名以上 | 要問い合わせ |
上記の表のとおり、21名~5,000名までの企業は従業員1名あたりの年間利用料は550円(税込)。5,000名を超えるとさらにお得になる割引が用意されているため、大企業の場合はオフィスステーションに問い合わせてみましょう。
先述のとおり、オフィスステーションはアラカルト型の人事労務クラウドソフトです。これは人事労務クラウドソフトのなかでは珍しく、基本的には一括で機能を導入するパッケージ型が一般的。しかしパッケージ型には、以下のようなデメリットがあります。
パッケージ型の場合、搭載されているすべての機能分の料金を支払わなければならないため、使わない機能がある場合には無駄なコストが発生してしまいます。
オフィスステーション 年末調整の利用料が業界最低水準な理由は、このアラカルト型な点にあります。
といった企業はオフィスステーションのようなアラカルト型を選び、そのときに必要な機能だけを導入し、導入コストを最小限に抑えることがおすすめです。なおオフィスステーション 年末調整なら、いつでも好きな機能を追加できます。
▼パッケージ型とアラカルト型の料金例
アラカルト型 | パッケージ型 | |
---|---|---|
登録料 | 110,000円 | なし |
1名あたりの 年額利用料 |
550円 | 11,220円 |
オフィスステーション 年末調整では、実際の画面を使って機能を試せる30日間の無料トライアルが用意されています。
完全無料で使えるため、年末調整システム選びに迷っている方、または人事労務ソフト選びに迷っている方はぜひ試してみてください。
ここからは、オフィスステーション 年末調整の特長・導入するメリットをご紹介します。
オフィスステーション 年末調整の公式サイトでは「作業時間を100時間短縮できる」※と謳われており、この100時間という数字は、実際に2018年度におこなわれた同社の年末調整の実績だそうです。
従業員数によって、削減効果は異なります。
オフィスステーション 年末調整導入前と導入後の業務内容を比較してみると、業務量の差は一目瞭然。
導入前 | 導入後 | |
---|---|---|
労務担当業務 | 1. 選別 2. 印字 3. 封入 4. 配付 |
1. タスク発行 |
従業員の作業 | 5. 手で記入 | 2. スマホやPCで入力 |
労務担当業務 | 6. 回収 7. チェック 8. 入力 |
3. PCでデータチェック 4. データ送信 |
ここまで業務量を減らせるのは、オフィスステーション 年末調整がさまざまな給与システムと連携しているから。書類の配布→回収→チェック作業は給与システムと連携することで、PCでの対応が可能になります。
年末調整において従業員が提出する申告書は、オフィスステーション 年末調整ならPC・スマホ・タブレットから提出ができます。質問は全部で14個。「はい」か「いいえ」を選んでいくだけなため、税務知識がなくても簡単に申告書を作成できます。
また、生保控除証明書・損保控除証明書などの添付書類もシステムを通して、提出可能です。
オフィスステーション 年末調整を使うと、年末調整業務がラクにスピーディーにおこなえるため、10月頃に申し込みをしてもその年の年末調整に間に合う可能性は大いにあります。
現在(7月)からオフィスステーション 年末調整の導入、年末調整完了までの大まかな流れは下記のとおりです。
システム導入~年末調整完了までにやるべきこと・各所要工数・期日に関しては、以下の表を参考にしてみてください。
やること | 所要工数 | 期限 | |
---|---|---|---|
STEP1 | 初期設定 | 約1時間 | 10月12日 |
STEP2 | 従業員データの登録 | 約7時間 | |
STEP3 | 従業員マイページの発行&情報提出依頼 | 約10分 | |
STEP4 | 申告書のチェック、税務署への提出 | 約10日間 | 11月9日 |
STEP5 | 申告データの出力 | 約16時間 | 給料日の前日 |
STEP6 | 従業員への源泉徴収票の公開 | 8時間 |
もし10月を過ぎてしまっても、導入可能なケースは多数あります。間に合うか不安な方は、ぜひ一度お問い合わせをしてみましょう。
オフィスステーション 年末調整の主な機能は、以下の4つです。
ここからは、この記事内でまだ触れられていない機能について詳しくご紹介します。
オフィスステーション 年末調整では、紙による従業員への年末調整の通知や紙の申告書を一切排除し、すべてをシステム上でおこないます。これにより、人事・労務担当者が申告書の印刷→配付→回収をおこなう必要がなくなるでしょう。
オフィスステーション 年末調整では、前年の年末調整の情報や事前に登録した情報から変更があった場合、どこが変更されたかが管理画面上で一目でわかります。
情報の変更があった従業員および項目だけをチェックすればいいので、大幅な工数削減につながるでしょう。なお、収集した年末調整の情報CSVファイルでの出力が可能です。そのため表形式で差分をチェックすることもできます。
オフィスステーション 年末調整は、下記のような企業に最適です。申込当日から機能を利用でき、たった5分で導入できるため、当てはまる企業はぜひ導入を検討してみてください。
オフィスステーション 年末調整では、年末調整にあたり人事・労務担当者はタスクを発行し、従業員が質問に回答→タスクを提出するだけです。タスク提出までの流れは、下記のとおりです。
なお、原本を提出しなければならない書類があるケースもあります。その際は勤務先の指示に従い、年末調整タスクとは別に書類の原本を提出しましょう。
年末調整とは、企業がおこなわなければならない重要な労務手続きです。従業員数が多い企業ほど、人事・労務担当者の業務負担が大きくなります。
そこでオフィスステーション 年末調整を導入すると、人事・労務担当者と従業員双方の作業時間を100時間削減することができます。テレワークの実現やバックオフィス改革においても大きな効果が期待できるでしょう。
そして労務手続きをペーパーレスにすることで、印刷代や保管場所の削減、各種やりとりの効率化も実現できます。年末調整業務をラクにしたい方はぜひ、30日間の無料トライアルに申し込んでみてくださいね。
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