【2024年最新】請求書発行システムおすすめ23選！タイプ別に徹底比較

請求書発行システムおすすめ23選比較一覧表

請求書発行システム23選の比較表は以下のとおりです。

請求書発行システムとは

請求書発行システムとは、請求書の発行や送付などの請求業務を効率化させるシステムのことです。請求書発行システムは以下のような機能を備えており、導入することで請求業務の負担軽減やコスト削減にもつながります。

企業によっては取引先が多く、請求書が膨大な量になることも珍しくありません。請求書発行システムを使えば、テンプレートを使用し簡単に請求書を発行できます。

請求書の自動発行・送信も可能なため、大幅な業務負担軽減や作業時間の削減が期待できるでしょう。また、銀行口座のデータを反映し入金状況を確認できるため、取引先の入金漏れなどにも即座に対応できます。

このように、請求書発行システムを活用することで、請求業務の大幅な効率化に繋げられるでしょう。

請求書発行システムを選ぶ3つのポイント

請求書発行システムを選ぶポイントは、以下の3つです。

請求書発行システムを選ぶポイント

• 自社業務に合わせて選ぶ
• ほかのシステムとの連携性を確認する
• 書式をカスタマイズ可能か確認する

請求書発行システムを選ぶ際は、上記ポイントを参考にしましょう。

自社業務に合わせて選ぶ

一点目は自社業務に合わせて選ぶことです。請求書発行システムは、システムによってさまざまな機能が備わっており、利用できる機能が多いほどコストも高くなる傾向があります。

多機能なシステムを導入しても必要のない機能があれば、その分コストが無駄になってしまいます。そのため、自社の請求業務を整理し、必要な機能だけに限定して導入することがおすすめです。

たとえば、請求書作成業務に多くの時間を費やしている場合は、請求書作成に特化したシステムを導入した方が良いでしょう。一度自社の請求業務を見直し、業務に必要な機能がなにかを明確にした上で請求書発行システムを導入してください。

ほかのシステムとの連携性を確認する

二点目は、ほかのシステムとの連携性を確認することです。ほかのシステムと連携することで、請求書発行システムをより有効活用できます。

たとえば、CRMなどと連携できれば顧客データを共有できるため、請求書作成の入力項目を省いてより請求業務を効率化できます。なお、システム連携には主に以下の2パターンが存在します。

• ほかのシステムのデータをCSVファイルで抽出し、請求書発行システムに取り込む。
• APIで直接システム同士を連携させる。

特にAPI連携は、データの抽出作業などが要らず直接システム上からデータを取り込めます。請求書の発行数が多いなど連携するデータ量が多い場合は、API連携に対応したシステムだとスムーズにデータ共有が可能です。

書式をカスタマイズ可能か確認する

三点目は、書式をカスタマイズ可能か確認することです。

請求書発行システムはテンプレートを使って請求書を発行できますが、取引先によっては請求書の書式を指定してくるケースもあるでしょう。そのようなときは、請求書の書式をカスタマイズできる機能があると便利です。

請求書発行システムを導入する際は、ある程度請求書の入力項目をカスタマイズできるか確認しましょう。

請求書を郵送でのみ受け付ける取引先がある場合は、郵送代行のサービスがあるシステムを導入することがおすすめです。

請求書発行システムの種類

請求書発行システムの種類は、大きく以下5つのタイプに分けられます。

請求書発行システムの種類

• 小規模向けタイプ
• 中小企業向けタイプ
• 中堅企業向けタイプ
• コスパ重視タイプ
• セキュリティ強化タイプ

小規模向けタイプ

一つ目は小規模向けタイプの請求書発行システムです。

従業員数100名未満が目安であり、取引先の数がそこまで多くない場合に利用したいシステムです。小規模向けタイプでは、主に請求書作成・送付機能など最低限の機能だけを備えたシステムを提供しています。

また、サービスによっては機能が制限されるものの、無料利用できる請求書発行システムも存在します。小規模向けタイプでも、必要な機能があればその都度料金を支払うことで機能を追加できるため、事業規模が大きくなった場合でも安心です。

中小企業向けタイプ

二つ目は中小企業向けタイプの請求書発行システムです。従業員数100〜1000名程の企業が目安で、発行する請求書の数や利用者数に応じて課金されるタイプのシステムがメインです。

また、事業規模も比較的大きくなるため、CRMや会計システムなどほかのシステムとの連携機能を有したものも多く提供されています。

中堅・大企業向けタイプ

三つ目は、中堅・大企業向けタイプの請求書発行システムです。従業員1000名以上を対象とし、基本的な機能はもちろん、外国語対応や銀行口座連携など多機能なシステムであることが特長です。

また、請求書発行の申請〜承認までをシステム内で完結できるシステムもあります。

コスパ重視タイプ

四つ目は、コスパ重視タイプの請求書発行システムです。

コスパを重視したシステムは、必要な機能に応じて複数の料金プランを提示しています。オプション機能を多彩に揃えており、必要な機能だけを選びとって余計な費用がかからない仕様です。

セキュリティ強化タイプ

五つ目は、セキュリティ強化タイプの請求書発行システムです。

セキュリティ強化タイプでは、データセンターでの24時間365日監視体制や高度な暗号化技術など高いセキュリティ性能を備えています。顧客情報の流出などリスク管理を徹底したい場合に選びたいシステムです。

小規模向け請求書発行システム

小規模向け請求書発行システムの比較表は以下のとおりです。

Misoca

Misocaは、個人事業主・フリーランス・小規模法人向けの請求書発行システムです。

請求書のPDFファイル発行、メール送付などをワンクリックで完了できる手軽さが魅力です。請求書自動作成や自動メール送信、確定申告ソフトへの仕訳自動送信などの機能も備え、請求業務を大幅に効率化できます。

スマホやタブレットからも各種帳票が作成でき、スキマ時間を活用できることも嬉しい点です。個人事業主・フリーランス・小規模法人の方は、まずチェックしておきたいシステムです。

freee請求書

freee請求書は、誰でも簡単に請求書が発行できる無料の請求書発行システムです。

無料でありながら、見積書や納品書など請求書以外にも帳票作成ができることが特長です。指定されたフォームに沿って入力するだけでプレビューを見ながら簡単に請求書を作成できます。

また、40種類以上の豊富なテンプレートを備えており、書類の記載項目を変更することも可能です。請求や入金のステータスをリストにして確認できるため、入金・請求漏れを防ぎやすい機能も備えています。

Money Forward クラウド請求書

Money Forward クラウド請求書は、個人事業主〜中小企業向けの請求書発行システムです。

見積書→納品書→請求書→領収書の流れで各経理書類を変換できるため、手入力によるミスを防ぎやすい点が特長です。

請求書作成では、複数の納品書をまとめて1枚の請求書に変換できる合算機能も備えています。請求書から自動的に売上レポートを作成できる機能もあり、自社の売上を素早く把握できる点も優れています。

pasture

pastureは、取引先管理に強みのある取引管理システムです。

フリーランス・業務委託管理に優れており、契約書の締結から管理、発注、案件やタスクの管理、請求書回収までを一元管理することが可能です。自社でフリーランス・業務委託を活用する機会が多い場合に検討したいシステムです。

請求書受領では、取引先が発注した内容をそのまま請求書に反映し、システム上で作成し提出できるため、大幅な業務効率化につながります。

請求書を日付や担当者ごとで絞り込む機能や、スキャンした請求書のアップやメールなどシステム外から受け取った請求書をアップしOCRでデータ化する機能、紙の受領代行など、請求業務をおこなうツールとしても優れています。

中小企業向け請求書発行システム

中小企業向け請求書発行システムの比較表は以下のとおりです。

jinjer請求書

jinjer請求書は、請求書の管理に強みがある請求書発行システムです。請求書における対応状況などあらゆる情報をひとつの画面で確認できるため、入金管理を一元化でき業務の効率化を図れます。

社内の承認ルートをカスタマイズして設定でき、ワークフローの効率化も実現可能です。請求書作成では、請求書に記載する商品・取引先を登録できるため、手作業で発生しやすい記載ミスや漏れなどを最小限に抑えられます。

請求QUICK

請求QUICKは請求業務のミス防止に強みのある請求書発行システムです。一度作成した請求書をテンプレートとして登録できるため、請求書の手入力機会をなるべく減らしミスの削減に繋げています。

また、発行した請求書をすぐに資金化できる「ファクタリング機能」も備えており、資金調達も可能なシステムです。仕訳パターンをカスタマイズして仕訳データを抽出できるため、会計ソフトとの連携性にも優れています。

Tradeshift

Tradeshiftは、世界で150万社が利用する請求書発行システムです。

100以上のアプリを用意しており、必要な機能に応じてシステムをカスタマイズ可能。無駄な機能を省いて、費用対効果よくシステムを利用できます。

定期的に同一の内容を発行する請求書は、発行を自動化できるため業務の効率化にも役立ちます。

中堅・大企業向け請求書発行システム

中堅・大企業向け請求書発行システムの比較表は以下のとおりです。

BtoBプラットフォーム 請求書

BtoBプラットフォーム 請求書は、多くの大企業で導入実績のあるBtoB向け請求書発行システムです。利用企業は4月19日現在、857,758社と高い導入実績をほこります。

請求書の発行はデジタル・郵送代行の2種類に対応し、デジタルでの請求書受け取りにも対応。請求業務全体をデータ化し、大幅な業務効率化を図れます。

会計システムや販売管理システムと連携し、取り込んだ請求データを各連携システムに自動で共有できるため、データ共有の手間もかかりません。支払先に対して支払通知書を作成・発行できる機能も備え、取引先の請求確認作業効率化にも貢献できます。

TOKIUMインボイス

TOKIUMインボイスは、完全ペーパーレス化を強みとしたシステムです。

請求書の受領に特化したシステムであり、紙・PDFファイルなどあらゆる形式の請求書をTOKIUMIが代わりに回収し、システムに一括アップロード。紙で受領した請求書を電子データ化する手間を省けるため、請求業務の大幅な効率化を実現できます。

また、過去の履歴から自動で仕訳の生成が可能な機能も備わっており、仕分け業務の効率化にも貢献できるでしょう。請求書管理に課題を感じている企業は、導入を検討したいシステムです。

ナビエクスプレス

ナビエクスプレスは、大手百貨店や人材派遣会社でも導入実績のある請求書発行システムです。

利用中の請求書データを取り込めば、デザインを変えずに請求書フォーマットを作成可能で、請求書をゼロから作成する必要がなく、導入時の手間を大幅に削減できます。

請求書の自動配信にも対応しており、送信状況や開封状況を管理画面からリアルタイムに確認できる機能も搭載。請求管理業務の大幅な効率化に貢献してくれます。

初期導入時に、配信先となる取引先のメールアドレスやFAX番号を代行収集するサービスもおこなっており、スムーズにシステム導入できる点も魅力です。

Bill One

Bill Oneは、名刺管理サービスで有名なSansanが運営する請求書発行システムです。

請求書のスキャン代行や代理受領をおこなっており、AIが高い制度で請求書をデータ化。請求書の受領〜データ保存までの作業を削減でき、大幅な請求管理業務量の削減を期待できます。

請求書の発行・郵送代行、社内の申請・承認管理、会計システムとの連携など数多くの機能を備え、大企業の複雑な業務フローにも対応。大規模な企業であれば、ぜひ検討したい請求書発行システムです。

invox発行請求書

invox発行請求書は請求書業務の自動化に強みがある請求書発行システムです。

請求データをシステムに取り込み、送信方法を指定するだけで請求書を自動発行・送付してくれるため、大幅な業務効率化に繋げられます。さらに、仕訳データも自動生成し会計システムに連携でき、計上処理まで自動化できる点も魅力です。

独自レイアウトに請求書をカスタマイズ可能で、取引先ごとの請求書要望にも対応しやすいメリットもあります。

BConnectionデジタルトレード

BConnectionデジタルトレードは、他システムとの連携性に優れた請求書発行受取サービスです。

自社で導入済みの会計システムや販売管理システムと連携が可能。これまでおこなっていた転記作業をすべて自動化できるため、請求書発行・受取・仕分け作業を効率化できます。

機能を最小限に抑えた「フリープラン」もあり、試しに請求書発行受取サービスを使いたい企業にもおすすめです。

イーメイサイプロ

イーメイサイプロは、送金業務まで可能な請求書発行システムです。

法人送金サービス「pring法人送金」とAPI連携が可能で、イーメイサイプロで受け取った請求書データを用いてpringでの振り込み指示をおこなえます。24時間365日振り込み可能で、振り込み業務を効率化したい企業におすすめです。

国内のデータセンターでシステムを構築し、24時間監視体制を敷いているなど、セキュリティ性の高さも魅力的です。

コスパの良い請求書発行システム

コスパの良い請求書発行システムの比較表は以下のとおりです。

MakeLeaps

MakeLeapsは初期費用無料ですぐに使える請求書発行システムです。

どのプランでも初期費用がかからず、従量課金プランもあるため取引先数とユーザー数に合わせて必要分だけのコストで利用できます。取引先とユーザー数を無制限にしても月25,000円〜利用でき、コスパの高い請求書発行システムです。

機能面でも請求書や見積書、発注書など全9種類の書類作成に対応。請求書のメール送付や郵送代行、入金管理機能や承認申請機能と請求業務効率化を促進する機能も多数搭載しています。

board

boardは、バックオフィス業務の効率化に役立つ請求書発行システムです。

請求書の作成はもちろん、営業管理、支払管理、売上見込の把握、キャッシュフロー予測などもシステムひとつで可能。請求業務だけでなく、営業管理なども効率化させたい企業におすすめのシステムです。

請求書関連機能に関しては、未請求や未払いなどのアラートをメール、Slack、Chatworkに通知できる機能を搭載。請求漏れや支払い漏れなどを防止できます。

HRMOS経費

HRMOS経費は、使いやすさやコスパに優れた請求書発行システムです。

作成した請求書はワンクリックで簡単にPDFファイルをダウンロードでき、請求先にシステムを通してWeb配信が可能。送付したPDFファイルの閲覧状況もわかるため、入金漏れなども防げます。

請求書発行枚数や請求先数には制限はなく、請求書の作成数が多い企業はコスパよく利用できるでしょう。

請求管理ロボ

請求管理ロボは、請求業務や債権管理に強みがある請求書発行システムです。

請求業務では、システムに取引先と請求内容を登録するだけで請求書の自動発行・送付が可能。請求業務の多くを削減でき、作業負担を減らせることが特長です。

債権管理では、入金消し込みの自動化や豊富な代金回収手段を提供し、作業の効率化や未入金問題の解決に対応できます。

バクラク請求書

バクラク請求書は、料金プランが柔軟な請求書発行システムです。クライアントの状況に応じて必要な機能を備えたプランを提供してくれるため、コスパよくシステムを導入・利用できます。

請求業務もAIを活用して自動で請求書を読み取り、手入力の手間を省くなど業務効率化にも役立ってくれます。コスパだけでなく請求業務の効率化も重視したい企業におすすめです。

ジョブカン見積/請求書

ジョブカン見積/請求書は、低価格が魅力の請求書発行システムです。1ユーザーあたり月額500円で利用できるため、低予算でも請求書発行システムを導入できます。

豊富なテンプレートを用意しており、文字や色、画像を変更するだけでオリジナルな請求書を誰でも簡単に作成可能。PC作業が苦手な方でも、問題なく請求書作成業務ができます。

セキュリティに強い請求書発行システム

セキュリティに強い請求書発行システムの比較表は以下のとおりです。

LinkPrint CLOUD

LinkPrint CLOUDは、セキュリティ体制が充実した請求書発行システムです。LinkPrint CLOUDでは、情報流出のリスクなどを最小限に抑えるべく、以下のセキュリティ体制を整えています。

• Webサーバ、データサーバを24時間365日自動監視
• 国内最高レベルの管理体制があるデータセンターでサーバを管理
• SSLにより通信情報は暗号化

自動監視体制や国内最高レベルのセキュリティ管理を敷くデータセンターなど、安心して請求書発行システムを利用可能です。

請求書テンプレートを30種類以上用意するなど、請求書作成機能も優れています。CSVなどの帳票データを取り込むだけで得意先に合わせた請求書の作成・発行ができ、帳票は豊富なテンプレートから選んで利用することも、一から自由に設計することも可能です。

送付方法は「電子送付」「郵送」「FAX」「印刷」の4種類に対応。負担の大きい請求書などの帳票の作成・印刷・封入・発送作業を、電子化することによって効率化し、同時に部材コストや郵便料金も削減。生産性の向上とコストの削減を実現します。

SVF Cloud

SVF Cloudは高いセキュリティ性能に強みがある請求書発行システムです。

SVF Cloudを運営するウイングアーク1st株式会社は、下記のセキュリティ関連基準・評価の認証・認定を受けています。

第三者機関より高いセキュリティ評価を受けているため、請求書発行システムの万全なセキュリティ体制が保証されています。

HTTPSによる通信の暗号化、OAuthによるアクセス認証、時限的トークンやワンタイムトークンによるセキュリティ確保など、あらゆるセキュリティ措置を講じていることも特長です。なるべく情報漏洩などのリスクを低減させたい企業にはおすすめのシステムです。

INVOY

INVOYは、万全なセキュリティ体制を整えた請求書発行システムで。

世界基準のセキュリティ体制を敷いており、ISO27001の認定を受けています。第三者機関に認められたセキュリティ体制で、安心して請求書データをシステム内で扱えます。

また、請求書作成・発行はスマホからも可能で、スキマ時間を活用して業務効率をあげられるでしょう。インボイス制度や電子帳簿保存法など、最新の法令に対応しているところも嬉しい点です。

まとめ

請求業務は月末月初に膨大な作業が集中するため、なるべく作業負担を減らし効率化を図りたい業務です。

請求書発行システムは請求書の自動作成・発行などの機能を備えており、大幅な業務効率化が見込めます。ただし、各システムが得意とする作業が異なるため、システムの機能をよくチェックしてから導入しましょう。

請求書発行システムを活用し、請求業務を効率化させ、ほかの重要な業務にリソースを割けるようにしましょう。

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