この記事でわかること・結論
- Risk Analyzeは公知情報や海外リスク情報を利用して反社チェックなどできるツール
- わかりやすくシンプルな操作性であるため誰でもカンタンに利用できる
- Risk Analyzeを導入することで、リスクマネジメントのヒューマンエラーなど削減できる
この記事でわかること・結論
Risk Analyzeは、危機管理の専門家が選別している国内外の情報を活用して、反社チェックやコンプライアンスチェックができるツールです。
AIを利用して迅速に調査ができるため、Risk Analyzeを導入することでリスクマネジメントにおける課題である「業務工数の多さ」や「品質担保」などを解決することが期待できるでしょう。
本記事ではRisk Analyzeの料金や機能、評判・口コミなどを解説します。
目次
初期費用 | 無料 | 調査範囲 | 全国紙/地方紙 業界紙/ビジネス雑誌 海外KYC/AML |
---|---|---|---|
月額費用 (税別) |
27,500円〜 | スクリーニング 機能 |
〇 |
月額従量課金 | – | API連携 | 〇 |
無料 トライアル |
〇 | 詳細 | 公式サイト |
Risk Analyzeとは、新聞記事やインターネットのニュース記事など公的情報を利用して、企業における「反社会的勢力との繋がり」や「犯罪や不祥事への関与」をチェックできるツールです。
約700か所からの公知情報や、500万件におよぶ海外リスク情報を蓄積しているため、Risk Analyzeは反社チェックツールやコンプライアンスチェックツールとして大いに活用できるでしょう。
Risk Analyzeは、危機管理の専門家がデータを選別しているため信頼性の高いチェックが期待できます。また、最低限情報を入力するだけとシンプルな操作性で反社チェックやコンプライアンスチェックができるため、知識がなくても担当者が安心して利用できます。
企業のリスクマネジメントは工数がかかる作業であることが多く「業務品質の担保」が課題になりがちです。しかしRisk Analyzeなら、100万件の検索がわずか60分程度で完了するほどスムーズな調査が可能です。
全国紙ビジネス雑誌など約150誌における、過去30年・1億件以上の記事データからシンプルな操作で簡単に調べられるため業務効率化と品質担保をどちらも実現できるでしょう。
Risk Analyzeの評判・口コミを紹介します。公式Webサイトを参考に、実際に導入している企業の評判を見てみましょう。
月に5万件の決済代行処理をおこなっておりますが、Risk Analyzeでは、API連携が可能なので、大量の件数であっても自動処理ができています。それによって労働力や作業時間が減ったことを実感しています。
Risk Analyze ではネガティブ情報がない場合には一目見てわかるようになっていますので、以前の様に抽出された無関係な記事を確認したり、本当にないのかと複数パターンで別途調査を重ねたりする必要がなくなりました。すると、導入前1件あたり4.53 分、毎月23時間くらいかけていた業務が1件あたり0.5分まで改善し、なんとひと月の作業時間が20.5時間も改善しました!
Risk Analyzeを導入することで、工数削減になったという評判が多く見受けられます。特にB社では、月の工数が20.5時間も改善したとのことです。
Risk Analyzeは想定する利用状況によって異なる料金プランとなります。また、オプション機能も別途あるため解説していきます。
Risk Analyzeは年間契約の月額料金制であり、国内外のリスク情報や風評の検索数に応じたプランを用意しています。検索数に加えて、CSVによる一括検索やダウンロード、アカウントの追加などの内容も異なります。
月間検索数 | 月額料金(税別) |
---|---|
50件 | 27,500円 |
100件 | 50,000円 |
300件 | 99,000円 |
500件 | 135,000円 |
1000件 | 200,000円 |
1000件以上 | お見積もり |
月間検索数が50件で27,500円のプランから用意されています。想定する月間検索数に応じて料金プランを選択しましょう。また、お客さまが利用しているSFA(営業支援ツール)やCRM(顧客管理ツール)とAPI連携をすることが可能です。
オプション機能として新聞記事検索サービスを利用することもできます。新聞や雑誌の記事データベースに連携してより広い範囲のリスクチェックが可能になります。
料金は「年間6,000円(税別)+データベース利用料の従量課金制」です。参考にしたい新聞媒体ごとに料金が決まっています。公式Webサイトで公開されている「媒体・料金一覧」より確認できます。
Risk Analyzeを検討している場合は「無料お試し・無料相談・資料請求・お見積もり」から始めてみましょう。公式Webサイトのお問い合わせフォームから、想定検索件数や要望などを送信できます。
次にRisk Analyzeの特長について解説します。
Risk Analyzeは、約700か所の公知情報から危機管理の専門家が選別したデータを24時間365日で収集しています。また、国内だけではなく約500万件の海外リスク情報も保有しているため、国内外で信頼性のある情報提供が可能です。
オプション機能を付けることで、「全国紙・地方紙・業界紙・ビジネス雑誌」まで網羅できるため、インターネットでは見つけられないような情報源から調べられます。
また、リスクデータベースとして採用されているのは、Risk Analyzeを提供しているKYCコンサルティング株式会社のプロダクト「Solomon」です。Solomonでは以下のデータソースから、専門家の知見を学習したAIが自動で必要な情報だけを収集、分析します。
30年以上にわたり広範囲で蓄積してきたデータベースは毎日アップデートしているため、リアルタイムのリスク情報から調査結果を提供します。調査結果は7年間クラウドで保存され、いつでもCSVやPDFファイルでダウンロードが可能です。
Risk Analyzeはわかりやすくシンプルな操作性であることも特長です。氏名や年齢、会社名を入力するだけで膨大なデータから調査結果を表示してくれます。年齢がわからない場合はデータベースにある全年齢から検索し、年齢を入力する場合は年齢 ±1歳で検索します。
必要最低限の入力だけで反社チェックやコンプライアンスチェックができるため、社内で危機管理情報などに詳しい担当者がいなくても、Risk Analyzeでリスクマネジメントができます。
また、調査結果はAIの文章解析によって要約・カテゴライズして表示してくれます。調査自体が簡単なだけではなく、その先の反社チェックやコンプライアンスチェックまで誰でもおこなえるような仕様となっています。
Risk Analyzeは、検索時の便利な機能やAIを利用したシステムによって、顧客情報のスクリーニングにかかる工数を大幅に削減できます。検索について主に以下2つの機能が特長です。これらの機能は、リスクチェックにおける「工数と品質」の課題を双方に解決してくれます。
機能名 | 内容 |
---|---|
オートサーチ機能
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ひとつの入力で自動的に関連するすべての異体字や掛け合わせ検索キーワードを用いて検索結果を表示できる機能。専門家がチューニングした上記内容をシステムが保持することで実現可能 |
検索履歴保全機能
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どのような検索キーワードで、いつ検索し、結果はどんな情報であったかを保持してクラウドで7年間保存する機能 |
上記の機能によって、膨大な検索量であっても迅速に反社チェックやコンプライアンスチェックを実行できます。Risk Analyzeを導入することで、大幅に工数削減することやヒューマンエラーの可能性を下げて業務品質を保つことができます。
Risk Analyzeの使い方について解説します。導入後は、以下のようにシンプルな流れで反社チェックができます。
Risk Analyzeの使い方
検索画面では、個人名や会社名のほかにも検索先を国内・海外と指定して調べることもできます。
Risk Analyzeは、約700か所の公知情報や約500万件の海外リスク情報をもとに反社チェック・コンプライアンスチェックができるツールです。
情報を収集・分析するAIは、危機管理の専門家の知見を学習しているため信頼度の高い調査結果が得られます。また、AIに加えて豊富な検索機能があるためリスクチェックの工数を大幅に削減します。
Risk Analyzeは、月間検索数に応じた料金プランが用意されています。無料トライアルや見積もりからでもお問い合わせができるため検討している方は連絡してみましょう。
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