この記事でわかること・結論
- RoboRoboコンプライアンスチェックは、企業のコンプライアンスを自動調査するサービス
- 複数の取引先を調査したい場合でも、一括検索機能があるためスムーズに調べられる
- 調査結果の一元管理や、取引判断を社内統一できる機能もあり法務・総務の工数削減に役立つ
この記事でわかること・結論
RoboRoboコンプライアンスチェックは、取引先における法令遵守の状況や企業倫理に反していないかなどを自動でチェックできるクラウドサービスです。
インターネット記事や新聞記事から、AIが自動判別してくれるため反社チェックやコンプライアンスチェックにかかるような工数を大幅に削減できます。
本記事ではRoboRoboコンプライアンスチェックの料金プランや特長、評判・口コミなどを解説します。
目次
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---|---|---|---|
初期費用 | 無料 | 調査範囲 | インターネット・新聞 |
調査費用 | ~300円/件 | スクリーニング 機能 |
〇 |
月額従量課金 | 〇 | API連携 | 〇 |
無料 トライアル |
〇 | 詳細 | 公式サイト |
RoboRoboコンプライアンスチェックとはオープン株式会社が提供する、取引先企業が法令遵守できているかどうかや企業倫理に反していないかなどを自動でチェックするクラウドサービスです。
インターネット検索と新聞検索を活用して取引先を調べることや、証跡などの調査結果を一元管理することができます。上場企業に求められるようなコンプライアンスチェック品質の確保にも役立つでしょう。
RoboRoboコンプライアンスチェックは、企業のコンプライアンスをAIが自動で検索します。数名から数万名規模の企業に愛用されており、導入企業は9,000社にもおよびます(2025年5月時点)。第16回ASPIC・IoT・AI・クラウドアワード2022では、基幹業務系ASP・SaaS部門の先進ビジネスモデル賞を受賞しています。
また、株式会社SBI証券が監修していることや国際規格ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)に準拠したセキュリティがあることなども、RoboRoboコンプライアンスチェックが選ばれる理由です。
RoboRoboコンプライアンスチェックについて、実際の評判や口コミが気になるところです。ここでは公式Webサイトをもとに、導入企業のコメントを参考にしてみましょう。
RoboRoboコンプライアンスチェックは、検索結果に対して注目度「高」「中」「低」の判定を自動で付けて提示してくれます。弊社ではこのうち注目度「高」のページとヒットした新聞記事を確認するように運用しています。(中略)案件担当者の申請から承認までのフロー全体で見れば、トータルで作業時間を4分の1以下に圧縮できました。
RoboRoboを導入した事で、反社チェック業務が現状1日平均10店舗 + 代表者名のチェックを計5分ほどで終えられているので、日々増加していく加盟店様、ユーザー様からの問い合わせに対し、よりよい時間をかける事ができたと思っています。
導入企業のコメントでは、主に反社チェックなどにかかる時間が大幅に改善されたという内容が多く見受けられます。上記のほかにも、自社のツールとAPI連携することでより業務効率を上げることができたという声もありました。
次に、RoboRoboコンプライアンスチェックの料金プランについて見ていきましょう。
料金プランは、まずは調査を試してみたい人向けの「ミニマムプラン」、定期調査を実施する「定額プラン」、不定期調査・機能が限定的な「従量プラン」の3つです。
定額プラン | ミニマムプラン | 従量プラン | |
---|---|---|---|
インターネット検索 | ~200円/件 | 250円/件 | 250円/件 |
インターネット+ 新聞検索 |
~300円/件 | 350円/件 | 350円/件 |
月額最低利用料金 | 要見積もり | インターネット検索:5,000円 インターネット+新聞検索:7,000円 |
0円 |
最低契約期間 | 1年 | 3カ月 | 3カ月 |
「定額プラン」と「ミニマムプラン」で利用できる機能に違いはありません。「従量プラン」においては、注目度AI判定とチェック条件変更の機能のみ利用できます。また、各オプションについては、全プラン共通で以下のとおりです。
オプション | 料金 |
---|---|
API連携オプション | 20,000~70,000円 利用件数によって変動 |
新聞記事検索オプション | データベース利用料:6,000円/年 見出し閲覧:10円~ 本文閲覧:150円~ |
生成AI/LLMオプション | 20,000円/月 |
業務代行オプション | ~150円/件 要見積もり |
こちらの申し込みフォームより、契約前に実際の取引先で10件まで無料お試しできるため、RoboRoboコンプライアンスチェックを検討している企業さまはぜひ利用してみましょう。
RoboRoboコンプライアンスチェックの特長となる機能を解説します。
RoboRoboコンプライアンスチェックにはExcelファイルをドラッグ&ドロップで登録できるため、複数件の取引先を調べたいという場合でも1クリックで検索が可能です。
「まとめて検索」のプランであれば、インターネット記事にくわえて新聞記事まで一括で同時検索することが可能です。別々に検索する必要はなく、1クリックで調査ができるためかなりの工数削減になるでしょう。
RoboRoboコンプライアンスチェックを導入することで、企業100社をチェックする場合にかかっていた45時間を1時間まで短縮できます。数件の検索であればわずか数分ほどで結果が表示されるため、法務や総務担当者のリソース改善にも大いに役立ちます。
RoboRoboコンプライアンスチェックの調査結果について、搭載されているAIが自動的に「3段階の注目度」で表示します。「高・中・低」のように記事の疑わしさを自動判定してくれるため、重要な関連記事とそうでない関連記事をすぐに見分けることができます。
反社チェックやコンプライアンスチェックは確認作業にも工数がかかりますが、このAI自動判別機能によって工数が短縮できます。
RoboRoboコンプライアンスチェックでは、調査結果の証跡をまとめてダウンロードできます。PDFファイルやCSVデータで出力できるため、社内で調査結果を報告する場合にも手間がかかりません。
また、調査結果についての取引判断を「承認・否認・保留」から選択して保存できます。コメントを残すこともできるため、担当者による取引判断の偏りをなくします。
RoboRoboコンプライアンスチェックの基本的な使い方を解説します。
RoboRoboコンプライアンスチェックの使い方
調査結果が表示されたあとは、取引判断のステータス保存機能やコメント機能、証跡の一括ダウンロード機能などを活用してリスクマネジメントを進めましょう。
RoboRoboコンプライアンスチェックは、インターネット検索と新聞検索を活用して取引先の反社チェックなどができるクラウドサービスです。大手証券会社が監修していることやAIが実装されており迅速な調査ができることから、2025年5月時点で9,000社もの企業に導入されています。
検討している企業さまは「10件までの無料お試し」から、導入前に使用感を確認するのも良いでしょう。
労務・人事・総務管理者の課題を解決するメディア「労務SEARCH(サーチ)」の編集部です。労働保険(労災保険/雇用保険)、社会保険、人事労務管理、マイナンバーなど皆様へ価値ある情報を発信続けてまいります。
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