この記事でわかること・結論
- AUTORO 反社チェックとは反社チェックを自動化するサービス
- 独自のウェブオートロボット「AUTORO」を活用して業務効率化ができる
- 料金プランは企業に応じて提案、打ち合わせ後は2週間の無料トライアルが利用できる
この記事でわかること・結論
AUTORO 反社チェックは、反社チェック業務を自動化してくれるサービスです。
独自のシステムを用いて、時間のかかる「企業調査」「スクリーニング」「調査結果の管理」などを自動化してくれます。調査対象の登録からデータ抽出・保存まで一貫して自動化できるため、業務工数を大幅に削減できるところがポイントです。
本記事ではAUTORO 反社チェックの機能や特長、料金プランや評判・口コミを解説します。
目次
初期費用 | 要問い合わせ | 調査範囲 | 公知情報 |
---|---|---|---|
月額費用 | 50,000円〜 | スクリーニング機能 | ◯ |
月額従量課金 | ◯ | API連携 | ◯ |
無料トライアル | ◯ | 詳細 | 公式サイト |
AUTORO 反社チェックとは、取引先のコンプライアンスチェックや風評チェックなどの業務を自動化するサービスです。リスクマネジメントで手間がかかるような調査、確認、報告などを迅速におこないます。
また、年間で数千件のような膨大な調査対象であっても一括調査で自動化することが可能です。AUTORO 反社チェックなら「調査件数が多い場合に確認が大変」、「記録に残すのも時間がかかる」などの悩みを解決してくれます。
反社チェック含むオートロ株式会社の「AUTORO」サービスは、クラウド型のRPA(Robotic Process Automation)を活用したウェブオートロボットという独自のシステムを用いています。PC上の業務を自由な設計でまとめて自動化できるため、単純作業がすぐに完了します。反社チェックでは1.5時間の作業が2分で完了するという検証結果が出ています。
Google検索での調査・証跡保存にかかる取引先1件あたりの時間(オートロ株式会社調べ)
また反社チェックに加えて、調査結果の保存も自動でおこないます。AUTOROサービス内やGoogleドライブなど利用しているストレージサービスへの自動保存も対応しています。
さらに、自社ですでに利用しているほかサービスとの連携も可能です。たとえば、「連携したSalesforceへ取引先登録すると自動で調査開始する」という業務フローを作成することも可能です。
AUTORO 反社チェックの評判・口コミについて、公式Webサイトの「導入事例」より実際に導入した企業からのコメントを見てみましょう。
以前まではGoogleや日経テレコン等の記事データベース、さらに法律関係者データベースなど、様々な媒体の調査を1人で手作業で行っていて、担当者の月の業務の4〜5割くらいの時間を反社チェックの作業に取られていました。AUTOROを導入したことにより、今はその調査過程をほとんど自動化できており、0.5人分の工数を削減できたという実感がありますね。
AUTORO 反社チェックを導入したことで、これまでかかっていた業務工数が大幅に削減できたという評判が多くありました。また、Salesforceやfreeeなどのサービスと連携することでより一層メリットを感じているという企業も多く見受けられました。
AUTORO 反社チェックの料金プランは、活用方法に合わせて3つから選べます。ツールの月額利用料金は最低5万円から利用可能です。
料金プラン | 内容 |
---|---|
Lite | おひとりでひとつの業務を自動化したい方向け |
Standard | チームで複数の業務を自動化したい方向け |
Pro | 会社全体で自動化に取り組みたい方向け |
利用料金は月額のツール利用料に加えて、サポートプランやワークフロー作成代行、初期設定費用やオプション機能の利用状況に応じて異なります。反社チェックについては調査件数に応じて料金が変動します。サポートプランも以下2種類のプランがあります。
料金プラン | 内容 |
---|---|
Silver | サポートチームによるチャットでの自動化支援 |
Gold | サポート専任者がチャット・メール・オンラインMTGにて自動化を手厚く支援 |
お問い合わせすると、自身の要望に合わせた料金プランを提案してくれます。見積もりや資料請求からでも問題ありません。
AUTOROサービスは、大企業や中堅企業、または公的機関向けにエンタープライズ版にも対応しています。エンタープライズ版では、より詳細な権限設定やプライベートネットワークの環境構築など、社内で想定している利用状況に応じて提案してくれます。こちらも、上記お問い合わせより相談しましょう。
AUTORO 反社チェック含むAUTOROサービスは、打ち合わせを実施したお客さまに対して2週間の「無料トライアル」を用意しています。トライアル中は制限がなくすべての機能が利用できるため、本格的に導入を検討している場合はまず使用感を確認してみることをおすすめします。
次にAUTORO 反社チェックの特長を解説します。
AUTORO 反社チェックを手がけるオートロ株式会社は、独自のウェブオートロボット「AUTORO」を活用しています。ウェブオートロボットとは、クラウド型のRPA(Robotic Process Automation)を活用した業務自動化システムです。AUTOROによって以下の業務が自動化します。
業務 | 活用例 |
---|---|
Web上の情報収集 | Web上の評判・口コミを収集して、自動で一覧保存する |
反社チェック | 登記情報から役員名を抽出して検索する |
各種レポーティング | 報告書に必要な情報をシステムから自動ダウンロードする |
勤怠システム管理 | 打刻漏れなどを自動チェック、対象者へ通知する |
交通費の入力や精算 | 交通費を自動集計して会計システムに同期する |
メール送受信 | メールで定期送信する書類の添付を自動化する |
ECサイト管理 | 商品画像など自動で登録する |
AUTORO 反社チェックでは、取引先の風評チェックやリスクチェック業務を自動化します。調査内容については、関連性の高い情報ページを絞り込んで表示するため、担当者は確認作業をおこなうだけで一次スクリーニングができます。
また、先述したように調査結果は「AUTORO 反社チェック」上だけではなく、利用しているストレージサービスに自動で保存が可能です。調査報告書の作成時や、社内で取引先情報を保管する際に役立ちます。
オートロ株式会社の「AUTORO」をSalesforceと連携することで、手作業での同期作業やデータ抽出がよりスムーズになります。
Salesforceは顧客管理や商談・案件管理、営業支援などの機能が備わってるクラウドサービスです。導入している企業は、反社チェックをする場合にSalesforceの顧客リストを参考におこなうことが多いでしょう。
活用事例では、AUTOROと連携することにより「Salesforceで管理している取引先のインポートが自動的におこなえて業務効率化できた」という企業もありました。また、同企業はSalesforce側で特定フェーズになった取引先と取引先責任者を、自動的に反社チェックするという設定もおこなっています。そして、調査結果やエビデンスデータはSalesforceへ自動的に格納されるという仕組みで活用しています。
上記の事例では、これまで約40時間かけておこなっていた月間800件以上の反社チェックが、Salesforce連携後は約6時間未満まで減らせたという効果が見受けられています。
AUTORO 反社チェックは、企業の風評チェックや反社チェックを自動化するサービスです。独自のシステムを利用して、反社チェックにかかる関連業務の工数を大幅に削減します。
また、自社で利用している顧客管理ツールや会計ソフトと連携することで、より効率的なリスクマネジメントが見込めます。単純作業が短縮されることで、従業員リソースや満足度の改善にまで役立ちます。
料金プランは企業ごとに提案してくれるため「お問い合わせ」よりまずは連絡してみましょう。打ち合わせ後であれば2週間の「無料トライアル」を利用できます。
労務・人事・総務管理者の課題を解決するメディア「労務SEARCH(サーチ)」の編集部です。労働保険(労災保険/雇用保険)、社会保険、人事労務管理、マイナンバーなど皆様へ価値ある情報を発信続けてまいります。
詳しいプロフィールはこちら