会計ソフトを選ぶポイント
- 自社の企業規模や業界とあっているか確認
- 機能・サポート体制の充実度を確認
- 料金体系・無料トライアルの有無
- アカウント・データ共有の可否
- 既存システムとの連携性
- 電子帳簿保存法やインボイス制度における対応
会計ソフトを導入すれば、紙の書類や資料を削減でき、仕訳や決算書の作成といった会計業務の効率化が見込めます。
一方で、数多くの会計ソフトが提供されているため、自社に適したソフト選定に悩む方もいるでしょう。
今回は、おすすめの会計ソフト19選をタイプ別にご紹介します。
選ぶ際のポイントやタイプ別の特徴についても解説しているため、ぜひ最後までご覧ください。
会計ソフトおすすめ19選の比較一覧表は以下のとおりです。
会計ソフトとは、会社や組織の日常的な財務業務を効率化し、正確性を確保するためのツールです。会計処理や財務管理を自動化し、手作業に比べて時間と労力を節約できます。
たとえば、仕訳データの入力や財務諸表の作成など、経理業務全般の自動化/省人化が実現可能です。また、紙の領収書や書類などを電子化・保存することで、会計ソフト上で一元管理できるため、保管スペースの削減や管理の手間を省けます。
さらに会計業務における人為的なエラーを抑え、正確性と信頼性を高められることも魅力です。
会計ソフトを選ぶポイントは、主に以下の六つがあります。
会計ソフトを選ぶポイント
一つ目は、自社の企業規模や業界とあっているか確認することです。
会計ソフトは、対象とする企業規模に合わせたサービスを提供している場合が多いです。また、提供会社によっては、特定の業界に特化したサービスを運営しています。
たとえば、後述する「Money Forward クラウド会計」は、小模事業者から中小企業、IPO準備・中堅~上場企業まで、企業規模ごとに異なるプランを提供しています。
また「勘定奉行」は、卸売業や建設業など幅広い業界に向けたソリューションを開発していることが特長的です。
会計ソフトの公式サイトや資料請求で導入実績を確認することで、どのような企業が利用しているのかを確認できます。あらかじめ会計ソフトの対象や強みを調査すれば、自社の業務に適切なものを選択できるでしょう。
二つ目は、機能・サポート体制の充実度を確認することです。
会計ソフトの機能が自社の課題を解決できるかを入念に確認しておく必要があります。具体的なチェックポイントは以下のとおりです。
また、提供会社のサポート体制が充実していれば、導入時に操作方法がわからない場合や、システムにトラブルが生じた場合にも対応してもらえるため、安心して運用できます。
会計ソフトを選ぶ際は、自社の会計業務における課題を洗い出し、必要な機能を明確にすることが重要です。
三つ目は、料金体系・無料トライアルの有無です。会計ソフトによって料金体系は、ソフトウェアごとに異なります。
また、無料トライアルを提供している会計ソフトは、会計ソフトの使用感を実務で試すことができます。導入前に操作性や機能性を確認し、従業員からのフィードバックや意見を把握することで、コスパの良い会計ソフトが選択できるでしょう。
四つ目は、アカウント・データ共有の可否です。顧問税理士や会計事務所とデータを共有できれば、会計業務の関係者全体の作業効率が高まります。
たとえば、会計ソフトのデータ共有により自社の顧問税理士はリアルタイムでデータを閲覧できるため、連絡や紙の資料を送付する作業が削減可能です。また、同じソフトウェアを利用することで、データの互換性や連携性が高まり、スムーズなやり取りが可能となります。
会計ソフトを選ぶ際には、顧問税理士や会計事務所が利用しているソフトウェアを選ぶことも一つの手です。
五つ目は、既存システムとの連携性です。既存システムとシームレスなやり取りができれば、会計業務だけでなく他の業務全体が効率化し、生産性が大幅に向上します。
たとえば、労務管理システムや経費精算システムなどとのAPI連携により、会計業務に必要な情報をワンクリックで取り込む機能もあります。これにより、バックオフィス業務全体の作業効率アップが見込めるでしょう。
また、営業支援システムと連携できれば、決済情報を確認しながら営業を進めることが可能です。会計ソフトを導入する際は、自社の既存システムとの連携可能かを確認しておきましょう。
六つ目は、電子帳簿保存法やインボイス制度における対応方法・機能です。
会計ソフトによって、電子帳簿保存法やインボイス制度などにおける対応方法や機能の使い方が異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
たとえば、インボイス制度においては以下の機能が重要な比較ポイントです。
インボイスは消費税額などを細かく記載するため、手入力だと計算ミスや記載漏れが発生する可能性があります。会計ソフトの法対応機能は、効率的かつ正確に計算や記録をおこなうためにも重要な比較ポイントです。
会計ソフトは大きく以下の三つのタイプに分類されます。
会計ソフトのタイプ
上記タイプから自社の業務環境にあったシステムを選びましょう。
一つ目は、クラウド型の会計ソフトです。クラウド型の会計ソフトは、インターネットを介して会計業務をおこなえます。
メリットとしては、アクセスの自由度と柔軟性があり、インターネットに接続できる環境さえあれば場所や時間に縛られずに利用できる点があげられます。また、定期的に提供される最新の機能やセキュリティのアップデートも魅力のひとつです。さらに、コスト効率が高く、少額の初期費用に継続的なサポートが含まれるため、経済的にも負担が少ないでしょう。
デメリットとしては、接続が不安定な場合や接続できない場所では利用制限が生じる可能性があります。また、データのセキュリティには注意が必要であり、プロバイダーのセキュリティ対策やバックアップ体制に留意しなければなりません。留意しなければ、情報漏洩やデータ損失といったリスクが生じる可能性があります。
小規模の事業所や、従業員1,000名以下の中小企業で「コストを抑えたい」「今すぐ導入したい」という場合には、クラウド型がおすすめです。
二つ目は、インストール型(パッケージ型)の会計ソフトです。インストール型(パッケージ型)の会計ソフトは、自社のネットワーク内で利用します。
メリットは、オフライン環境やインターネット接続が不安定な場合でも利用できる点です。インストール型のソフトウェアは、ユーザーのコンピューターに直接インストールされるため、ネットワーク接続がなくても使用できます。また、自社の管理下にあるため、セキュリティへの意識を高めやすく、データやソフトウェアがオフライン環境に保存されるため、セキュリティ管理を自社でおこなうことが可能です。
デメリットとして、ハードウェアやソフトウェアの導入に初期費用と手間がかかる場合があります。インストール型のソフトウェアは、各ユーザーのコンピューターに個別にインストールする必要があり、ハードウェアの要件を満たす必要があります。また、アップデートに手間や追加費用が発生する場合もあり。追加の手間やコストがかかることも覚えておきましょう。
大企業や資金があり、セキュリティ面を重要視したい企業におすすめです。
三つ目は、クラウド型/インストール型の会計ソフトです。会計ソフトによっては、クラウド型とインストール型の両方に対応している場合があります。
メリットは、クラウド型とインストール型の両方の利点を組み合わせられる点です。ハイブリッドな利用では、両者の利点を組み合わせ、柔軟な利用環境を実現することができます。
一方、クラウド型とインストール型の両方のデメリットが存在する可能性があります。それぞれの利用形態に関連する課題や制約が発生する可能性があるため注意が必要です。両方のシステムを統合し、適切な設定や管理手順を確立する必要があります。
国内はインストール型、海外拠点はクラウド型といった使い分けにより、会計ソフトの運用を簡素化したい方におすすめのタイプと言えるでしょう。
クラウド型会計ソフトの比較表は以下のとおりです。
サービス名 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 無料 | 要問い合わせ | 無料 | 無料 | 無料 | 0円~ | 0円~ (~100名) |
無料 |
月額固定費 | 800円/名~ | 1,980円~ | 2,980円~ | 2,166円~ | 7,750円~ | 無料 | 7,500円~ | 0円~ (~100名) |
13,860円~ |
月額従量課金 | 〇 | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー | ー |
無料トライアル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
マルチデバイス 対応 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
詳細 | 公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
公式 サイト |
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 800円/名~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | 〇 | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
Money Forwardクラウド確定申告は、確定申告に特化した会計ソフトです。PCやスマホからいつでもどこでも申告できます。
銀行やクレジットカードと連携することで、ソフトが明細データを自動取得し仕訳が自動提案され、煩雑な作業の自動化が実現可能です。
青色申告や白色申告、スマホアプリで提出、e-Taxで電子申告、窓口・郵送での提出などに対応しています。
また、税務署への提出もオンラインで完結し、電子申告に必要な電子証明書も無料で発行可能です。税理士や専門家に相談したい場合は、有料のサポートプランを利用することで、確定申告書のチェックや税務相談などがおこなえます。
初期費用 | 無料 | 月額固定費 | 1,980円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
freee会計は、自動入力機能があり、経理がはじめてでも使いやすいクラウド型会計ソフトです。
口座と取引を登録すれば、帳簿や決算書を作成できる機能や申告ソフトと連携して法人税申告もおこなえる機能などを搭載しており、会計業務の手間や時間を削減します。
また、人事・労務ソフトや販売管理ソフトなど、他社システムと連携できることも特長的です。給与計算や労務管理、受発注管理や収益管理など、バックオフィスの業務を一元化できます。
個人事業主~中小企業まで対応しているため、自社の規模に合わせて最適なプランを選択可能です。
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 2,980円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
Money Forward クラウド会計は、データ入力の手間を削減し、会計処理の自動化を実現します。
取引銀行や決済に用いるクレジットカード・電子マネー・POSレジなど、さまざまなサービスと連携可能です。銀行口座やカードを登録すると会計情報を取り込み、入力や仕訳作成の自動化により経理担当者の負担を軽減します。
また、AIがビッグデータを元に勘定科目を提案し、学習機能によって自動入力・自動仕訳の精度が高まることも特長的です。
ダッシュボードやレポート機能では、収支やキャッシュフロー、財務状況などがグラフ・表で視覚的にわかりやすく表示され、経営判断に役立つデータを手に入れることができます。
初期費用 | 無料 | 月額固定費 | 2,166円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
弥生会計オンラインは、 「かんたん、やさしい」をコンセプトに開発され、会計業務の初心者でも利用しやすい会計ソフトです。
さまざまな取引データや経費データを取り込み、自動で仕訳をするため、入力と仕訳の手間を省けます。また簡単に使える機能と画面設計により、簿記・会計の知識がなくとも利用できるのもメリットです。
起業してから2年以内の企業は2年間無料で、それ以外の企業でも1年間無料でサービスを利用でき、コスパよく導入できます。
業界最大規模のサポートは、製品の導入〜業務相談まで幅広い問い合わせに対応しており、高い顧客満足度を誇ります。
初期費用 | 無料 | 月額固定費 | 7,750円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
勘定奉行クラウドは、奉行シリーズの機能性・操作性を踏襲する会計ソフトです。
経理・財務会計業務をデジタル化し、テレワークや生産性向上を実現します。企業活動におけるすべての業務を一元化し、業務データを安全かつ自由に活用可能です。
また、取引入力や仕訳起票の自動化などの豊富な機能を備えており、経理のデジタル化によって、業務精度の向上も見込めます。
初期費用 | 無料 | 月額固定費 | 無料 |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
円簿会計は、一つのIDで複数の会計データを管理し、全従業員の権限を個別に設定できます。
四半期決算にも対応しており、WindowsとMacの両方で利用可能です。PC以外にも、タブレット、スマホなどの端末からいつでも操作できます。
無料のバージョンアップで消費税法改正にも対応しているため、安心して利用可能です
無料であっても機能や期間の制限はなく、データはクラウド上で安全に保管されるため安心して運用できるでしょう。
弥生会計からのデータ取り込みも簡単で、データを再入力する必要なく、そのまま使用できます。
初期費用 | 0円~ | 月額固定費 | 7,500円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 要問い合わせ | 自動仕訳 | 要問い合わせ |
OCR機能 | 要問い合わせ | 詳細 | 公式サイト |
Clovernet ERPクラウドは、財務会計から販売在庫・給与勤怠まで、経営に必要な機能をすべて搭載したオールインワンシステムです。
各業務のデータを連携・統合管理することで、バックオフィス業務の効率化と経営状況の可視化を実現します。システム変更はすべてセンター側でおこなってくれるため、手間なく運用できます。
また、Clovernet ERPクラウドはクラウド型システムのため、インターネット環境さえあれば接続可能です。
勤怠管理や給与業務もシステム上で完了するため、完全リモートの環境が実現するでしょう。働き方改革を推進する企業にピッタリのシステムです。
初期費用 | 0円~(~100名) | 月額固定費 | 0円~(~100名) |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
Bill Oneは、Sansan株式会社が提供するクラウド型のインボイス管理サービスです。オンラインで請求書の受領・発行・保管まで一括でおこなえます。
また、紙の請求書の受領代行も可能でAI・OCR・オペレーターによりデータ化が可能です。提供元であるSanSanがこれまで培ってきたスキャン技術とオペレーターによる手入力により、99.9%という高い精度でデータ化できるため、データ修正などの手間がかかりません。
また、会計システムなどの外部サービスと連携ができるため、請求書管理や会計処理の業務効率化が期待できます。
初期費用 | 無料 | 月額固定費 | 13,860円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
PCAクラウド会計は、基幹業務クラウドサービスです。
財務会計、給与、人事、勤怠、販売管理、在庫管理、税務会計などの業務に関する豊富な対応ソフトが揃っており、ソフトは会社の規模や業務形態、作業内容に合わせて選択できます。
銀行口座やクレジットカード、他社のクラウドサービスとのシームレスな連携、セキュリティ体制やサポート体制も非常に優れています。
また、バージョンアップは無料でおこなわれ、法改正にも対応した状態に自動でアップデートされます。
インストールタイプの会計ソフト比較表は以下のとおりです。
サービス名 | MJSLINK DX財務大将 | わくわく財務会計8 | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 48,000円~ | 44,000円 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 13,200円 | 18,700円~ | 224,400円~ |
月額固定費 | 0円~ | ー | ー | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ー | ー | ー |
月額従量課金 | ー | ー | ー | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ー | ー | ー |
無料トライアル | 〇 | 〇 | 〇 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 〇 | 〇 |
バージョンアップ 無償提供の有無 |
〇 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 〇 | 要問い合わせ | 要問い合わせ | 要問い合わせ | ー | 要問い合わせ |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト | 公式サイト |
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 0円~ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
フリーウェイ経理Liteは、仕訳帳または出納帳形式でのデータ管理や、決算関連の各種帳票作成ができます。
バージョンアップや税制改正時の改修なども、無料でおこなわれるため、コスパよく利用できる会計ソフトです。また、期間を気にすることなく、無料で利用を続けられることも特長的です。
フリーウェイ経理Liteでは、決算書などの各種帳票の作成・出力が可能です。無料版でも作成できる帳票の種類は豊富にあります。
初期費用 | 48,000円~ | 月額固定費 | ー |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
弥生会計23は、24年連続売上実績No.1を誇り、三人に二人(2021年10月1日~2022年6月30日集計)が使用している会計ソフトです。
初心者でも使いやすい操作性を備え、帳簿付けから経営状態の確認、試算表、決算資料まで簡単に作成できます。クイックナビゲータが、作業で利用する機能の表示や説明をしてくれるため、会計作業をスムーズにおこなえる点も特長的です。
また、全国の11,000以上(2022年5月時点) の会計事務所が「弥生PAP会員」としてパートナーシップを結んでおり、会計事務所とのつながりが確保しやすくなります。
導入先と会計事務所がクラウド上でデータを共有できる「弥生ドライブ」を利用でき、データの受け渡しの手間がなくなり、常に最新データを用いたアドバイスが受けられる点もメリットです。
初期費用 | 44,000円 | 月額固定費 | ー |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
会計王は、会計業務に必要な機能を簡単な操作で網羅的に利用できる会計ソフトです。導入から運用まで充実したサポートも魅力で、顧客満足度一位(2021年8月)を獲得しています。
電子帳簿保存法に対応しており、AIによる自動仕訳や決算書の自動作成などの機能が搭載されているため、業務効率化に大きく貢献。
サポート体制にも優れており、電話でのサポート以外にも、有料オプションとして訪問サポートも利用できるため、安心して運用できるでしょう。
MJSLINK DX 財務大将 | |||
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ | 無料トライアル | 要問い合わせ |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
MJSLINK DX財務大将は、柔軟性と迅速性が強みの会計システムです。
勘定科目体系の自由設定や、各種法人会計における対応、さまざまな管理体系をカバーするなど、柔軟なシステム構造に強みを有しています。スピーディーな伝票入力や帳票出力によって、会計業務の効率化を図れるでしょう。
また、医療法人や学校法人といったさまざまな形態の法人会計に対応しており、それぞれの法人に準拠した書類様式を搭載しています。
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 要問い合わせ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | 要問い合わせ | 無料トライアル | 要問い合わせ |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
ACT-Potentiaは、企業グループ内の経営資源を最適化し、効率的なグループ経営を実現します。また、企業やビジネスの成長に合わせて、システムの柔軟なスケールアウトが可能です。
国内No.1のintra-martのワークフロー/Web開発基盤上に、豊富な標準機能を装備した会計パッケージでもあります。
ノンカスタマイズでの導入も可能な高い業務適合性・ユーザビリティに加え、全社システム基盤の統一化を実現する柔軟性や拡張性を兼ね備えていることが魅力です。
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 要問い合わせ |
---|---|---|---|
月額従量課金 | 要問い合わせ | 無料トライアル | 要問い合わせ |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
Plaza-iは、中小企業や外資系企業・海外進出企業向けのERPパッケージです。国内販売・海外販売(輸出)・ECサイト(オンライン取引)に対応しています。
また、輸出業務に欠かせないインボイスやパッキングリストといった書類の作成、輸出時にかかる諸掛配賦、多通貨の為替などをサポート。
さらに、ECサイトでの取引(オンライン取引)販売についても、通常の卸売取引と連携・統合した管理ができます。
初期費用 | 13,200円 | 月額固定費 | ー |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 要問い合わせ |
自動取り込み | ー | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
会計らくだは、現場の税理士の声から生まれた記帳専門の会計ソフトです。
初期設定が比較的容易で、表計算ソフトのデータをインポートして簡単に始めることができます。また、クラウドストレージとの連携でデータバックアップと記帳の効率化が実現可能です。
会計らくだは、複雑な機能を省略し日常の記帳処理に特化しているため、専門的な知識がない方でも使いやすい傾向にあります。決算などの処理は専門家の税理士に任せ、日常の記帳処理に集中することで、自計化を推進します。
わくわく財務会計8 | |||
---|---|---|---|
初期費用 | 18,700円~ | 月額固定費 | ー |
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | ー | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
わくわく財務会計8は、Windows 11/10/8.1に対応しており、経理の一連の作業がスピーディーにおこなえます。
経営分析機能で経営状況が見えるようになり、経営状況の報告や経営資料の作成などにも役立ちます。さらに、安心のサポート体制でアフターフォローも万全です。
また、Web感覚の親しみやすさとWindowsの操作性を兼ね備えています。取引を入力すると、取引が自動で帳簿に転記・集計され、決算書や消費税申告書が作成できることが魅力です。
初期費用 | 224,400円~ | 月額固定費 | ー |
---|---|---|---|
月額従量課金 | ー | 無料トライアル | 〇 |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | 〇 | 詳細 | 公式サイト |
PCA会計DXは、日常の伝票入力だけで、元帳・試算表・決算書の作成や、経営分析、各種管理帳票を出力できます。
また、充実した会計機能、柔軟な連携対応、安心のサポート・セキュリティ対策、分かりやすく使いやすい親切設計などのさまざまな特長がある会計ソフトです。
仕訳の承認機能が搭載されており、部門グループによって階層管理をおこなえます。また、予約伝票や自動仕訳によって入力忘れの防止や入力の高速化が実現可能です。
豊富なパターンを登録することで、会社によって適切な配賦処理ができるでしょう。
クラウド/インストールタイプの会計ソフト比較表は、以下のとおりです。
サービス名 | EXPLANNER/Z |
---|---|
初期費用 | 要問い合わせ |
月額固定費 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ |
無料トライアル | 要問い合わせ |
無料サポート | 要問い合わせ |
詳細 | 公式サイト |
EXPLANNER/Z | |||
---|---|---|---|
初期費用 | 要問い合わせ | 月額固定費 | 要問い合わせ |
月額従量課金 | 要問い合わせ | 無料トライアル | 要問い合わせ |
自動取り込み | 〇 | 自動仕訳 | 〇 |
OCR機能 | ー | 詳細 | 公式サイト |
EXPLANNER/Zは、NECが提供するERPシステムで、販売、会計、生産など企業の基幹業務に必要な機能を網羅しています。
コンポーネントを自在に組み合わせ、業種・業態にフィットした企業のビジネス基盤をすばやく構築できます。個々の業務特性に応じたカスタマイズも容易で、スムーズなバージョンアップが可能です。
現在の事業環境にジャストフィットする経営基盤を迅速に構築し、長く使える業務運用環境を実現します。また、バージョンアップ時の影響を最小限に抑える安心設計が特長です。
会計ソフトは、経理業務の自動化/省人化を実現するだけでなく、手作業によるミスを削減し正確に業務を進められます。
会計ソフトによって対象企業や利用できる機能、既存システムとの連携性は異なります。費用対効果を高めるためにも、経理業務の課題を明確にし、自社に適したシステムを選択することが重要です。
労務・人事・総務管理者の課題を解決するメディア「労務SEARCH(サーチ)」の編集部です。労働保険(労災保険/雇用保険)、社会保険、人事労務管理、マイナンバーなど皆様へ価値ある情報を発信続けてまいります。
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