採用管理システムおすすめ19選！用途別に徹底比較

採用管理システム19選の比較一覧表

採用管理システム19選の比較表は以下のとおりです。

採用管理システムとは

採用管理システムとは、応募者の選考状況を一元管理できるシステムのことです。英語ではATS（Applicant Tracking System）とも呼ばれます。

採用管理システムは、応募者の選考状況を効率的に管理するため、以下のような機能を備えています。

採用活動を効率化するだけでなく、システムによっては選考データから自社にあった人材をスコア形式で表示する機能もあり、優秀な人材の採用に貢献してくれます。

採用管理システムを選定する際のポイント

採用管理システムを選定するポイントとして、以下の3つが挙げられます。

採用管理システムを選定するポイント

• 自社が抱える課題に対応した機能を備えているか
• 自社の採用領域に合っているか
• 予算感に合っているか

採用管理システムを選ぶ際は、上記ポイントを参考にしましょう。

自社が抱える課題に対応した機能を備えているか

一点目は「自社が抱える課題に対応した機能を備えているか」です。

採用管理システムはサービスによって備わっている機能に違いがあり、自社の課題解決につながる機能がない場合には、システムを有効活用できません。そのため、自社の課題を明確にした上で、必要な機能を備えたシステムを導入する必要があります。

たとえば、複数の求人サイトを利用しており応募者の選考管理に課題がある場合、各種求人サイトと連携できる機能があるシステムを選んだ方が良いでしょう。

自社の採用領域に合っているか

二点目は「自社の採用領域に合っているか」です。

採用管理システムによっては新卒採用に特化したものもあれば、中途採用に特化したものなど得意な採用領域が異なります。自社の採用領域を明確にし、最適なシステムを選ぶようにしましょう。

たとえば、新卒採用を重点的におこなっている場合は、新卒採用に強みがあるシステムを導入すべきです。システム導入前に、自社の採用領域に対応しているかどうか確認しましょう。

予算感に合っているか

三点目は「予算感に合っているか」です。

採用管理システムは採用の規模や求人掲載数などにより料金が変動するケースが多くあります。もし自社の採用規模より大きい規模の採用に対応したシステムを導入した場合、費用が高額になり予算オーバーする可能性が高くなります。

もし見積もりの段階で予算を超えるようであれば、各種機能を最低限に絞るなど予算内で導入できるよう調整しましょう。

採用管理システムのタイプ

採用管理システムのタイプは、主に以下3つが挙げられます。

採用管理システムのタイプ

• 中途採用向けタイプ
• 新卒採用向けタイプ
• アルバイト採用向けタイプ

中途採用向けタイプ

一つ目は中途採用向けタイプの採用管理システムです。中途採用向けタイプは中途採用に特化したシステムで、中途採用でよくある「複数職種を複数の求人サイトで募集する」採用フローに対応しています。

各種求人媒体との連携性に優れ、採用フローも柔軟にカスタマイズできるシステムが多いことが特徴です。中途採用が多い場合は、中途採用向けタイプのシステムを導入した方が良いでしょう。

新卒採用向けタイプ

二つ目は新卒採用向けタイプの採用管理システムです。新卒採用向けタイプは新卒採用に特化したシステムで、多数の応募者に対応し採用選考の効率化を重視したシステムが多くあります。

たとえば、新卒の学生が慣れ親しむLINEと連携でき、応募者とのコミュニケーションを効率化できるシステムなどが挙げられます。新卒採用が多い企業では、新卒採用向けタイプのシステム導入がおすすめです。

アルバイト採用向けタイプ

三つ目はアルバイト採用向けタイプの採用管理システムです。アルバイト採用向けタイプはアルバイト採用に特化したシステムで、アルバイト専用の採用媒体との連携やアルバイト特有の複雑な採用フローにも対応しています。

たとえば、アルバイト採用では面接自体は応募者の居住地近くでおこなうものの、実際に働く場所が異なることもよくあります。そのような複雑な採用フローにも対応したシステムが多くリリースされているのが特徴です。

アルバイト採用が多い企業では、アルバイト採用向けタイプの採用管理システムを導入した方が良いでしょう。

中途採用向けの採用管理システム

中途採用向けの採用管理システム比較表は以下のとおりです。

ジョブスイート キャリア

ジョブスイートキャリアは、中途採用に特化した1,000社以上の導入実績がある採用管理システムです。

エージェント管理機能を有しており、エージェントに対して募集開始のメール送信や推薦応募者に関する情報の受け取りをシステム内でおこなえます。

また、Wantedlyとの連携機能もあり、応募者がWantedlyに登録済みのプロフィール情報を使ってエントリーできるなど応募手続きの効率化も図れます。中途採用でエージェントやWantedlyを利用している企業におすすめです。

HRMOS採用

HRMOS採用は、採用の効率化から分析・改善までおこなえる採用管理システムです。

応募者とのやりとりはもちろん、面接日程の調整や人材会社への連絡までシステムひとつで完結できます。ツールひとつで複数の採用管理業務をおこなえるため、業務の効率化を図れます。

また、応募経路別や求人別の採用者数や採用コストなどをレポートとして抽出可能。採用業務の成果を多角的に数値化できるため、分析・改善作業も効率的にこなせます。

HERP Hire

HERP Hireは、1,500社以上の導入実績がある採用管理システムです。

約30の求人媒体と自動連携でき、求人媒体からの応募は自動でHERP Hireに登録されるため、入力作業を削減し業務効率化を図れます。

また、面接担当者のGoogleカレンダーと連携すれば、空き日程を自動で抽出し応募者に候補日程を提示可能。応募者は指定された日程を選択するだけで選考日を設定できるため、日程調整も効率化できます。

ジョブカン採用管理

ジョブカン採用管理は、応募から採用までを一元管理・効率化できる採用管理システムです。

自社の採用サイトを簡単に作成できる機能がある上、IndeedやGoogleしごととの連携も可能なため、応募者の獲得がしやすいシステムとなっています。

また、月額8,500円からとリーズナブルな価格で利用できる点も魅力。毎月の応募者に応じた料金設定のため、費用対効果よくシステムを活用できます。

採用見える化クラウド

採用見える化クラウドは、さまざまな採用システムと連携し採用活動をデータ化できる採用管理システムです。

求人サイトなどの採用媒体からデータを収集し、応募から採用までにかかった費用や採用実績をレポートとして抽出。年代別表示や競合との比較も可能であるため、効率的に採用活動の分析・改善が可能です。

システム導入に当たっては事前のデータベースを構築する必要がなく、特別な手間をかけずに導入できる点も魅力です。

採用一括かんりくん

採用一括かんりくんは費用対効果に優れた採用管理システムです。

予算に合わせた3つの料金プランを用意し、月額20,000円から利用可能。登録者数・アカウント数が無制限で、エントリーからタスク・進捗管理、分析に至るまでの機能を網羅しており、低コストでも豊富な機能を利用できます。

LINEやZOOM、外部カレンダー、チャットツールとの連携が可能で、応募者とのコミュニケーションをスムーズにおこないやすい点も魅力です。

新卒採用向けの採用管理システム

新卒採用向けの採用管理システムの比較表は以下のとおりです。

i-web

i-webは、新卒採用向け採用管理システムとして高いシェアを獲得しています。

「リクナビ」「キャリタス就活」などの大手就職情報サイトに加え、「SPI3」などの適性検査との連携機能を搭載。新卒関連の主要サービスとの連携で、新卒の採用活動を効率化します。

新卒採用だけでなくインターンシップ採用などの選考フローにも対応しているため、新卒に関連するあらゆる採用フローに対応できます。

キャリタスContact

キャリタスContactは、導入実績900社以上のLINE採用ツールです。

応募者管理からイベント・選考管理、内定者フォローまですべて対応LINE上で個別・一括のメッセージ配信はもちろん、インターンシップや説明会等の予約受付・日程調整、リマインドが行えるほか、Q&Aなど自動応答、QRコードによる合説での参加登録も可能です。

また、タグやシナリオ機能を利用して応募者の属性に適した内容を最適なタイミングで自動配信できるなど、応募者とのコミュニケーションを効率化します。

その他、応募者の属性に応じたメニューの出し分けが行えるため、インターンから内定者フォローまで採用活動の様々なシーンで利用することができます。

e2R PRO

e2R PROは、採用活動の効率化に強みがある採用管理システムです。

応募者の一覧画面では、採用活動のフェーズごとに必要な情報の表示をタブで簡単に切り替え可能。どのような学生がどの採用フェーズにいるのか一瞬で把握できるため、学生ごとに取るべきアクションを明確化し業務の効率化を図れます。

Webアンケート機能や資料のPDFファイル登録機能を有しており、応募者の履歴書やエントリーシート、成績証明書などをすべてデータ化可能。紙での管理をなくし、書類管理業務やコストの削減につなげられます。

HR PRIME

HR PRIMEは、LINEを使った採用業務工数の削減と採用成果の向上を実現する採用管理システムです。

LINEでの日程調整機能に対応しており、候補者との日程調整やリマインドも自動化してくれます。候補者とのやりとりを効率化し、採用工数の削減を目指します。

候補者との面接などタスク管理をGoogle カレンダーで管理可能。タスク管理を効率化させ、候補者とのやりとりを迅速にできるため、内定辞退などの機会損失を防げます。

Reworks cloud

Reworks cloudは、LINE連携が可能な採用管理システムです。

管理画面内からメールと同様の画面でLINEでのメッセージ送信が可能。フォルダ分け機能もあり、担当学生別の連絡管理もしやすい特徴があります。

応募者のLINE画面にリッチコンテンツも作成可能。仕事や先輩社員の情報などを表示することにより、定期的に閲覧する仕掛けを作り、応募者増加につなげることも可能です。

MOCHICA

MOCHICAはLINE連携型の採用管理システムです。

選考管理に強みがあり、管理画面から選考ステータスや評価を記録でき、面接官ごとにアカウントの発行も可能。項目も自由に設定可能で、企業の採用活動に合わせて管理項目を組み替えることもできます。

エントリーした学生の属性や採用進捗をダッシュボード上でグラフや表で可視化。視覚的に情報を瞬時に把握できるため、採用活動の分析・改善をしやすい特徴があります。

harutaka

harutakaは採用活動改善に強みがある採用管理システムです。harutakaでは「harutakaEF」と「harutakaIA」の2種類のシステムを提供。

harutakaEFは録画選考をサポートするシステムで、応募者から送られてきた自己PR動画を解析し、評価業務をアシストしてくれます。

harutakaIAはオンライン面接をサポートするシステムで、メモの自動化やAIによる動画解析で候補者の面接評価をレポートで抽出可能です。

アルバイト採用向けの採用管理システム

アルバイト採用向けの採用管理システム比較表は以下のとおりです。

リクオプ

リクオプは、アルバイト・パートタイム採用に特化した採用管理システムです。

Indeedや求人ボックスなどアルバイト・パートタイムの求人を掲載可能な媒体と連携が可能で、リクオプに掲載した求人情報をほかの媒体に自動転載可能。複数サイトへの掲載手続きを削減し、業務の効率化と求職者増加が期待できます。

また、連携した媒体からの応募は、システムの管理画面で一元管理可能です。個別の媒体で管理をおこなう必要がなく、採用管理業務を効率化できます。

sonar ATS

sonar ATSは、1,400社以上で導入実績のある採用管理システムです。

採用フロー管理機能が充実しており、あらゆる採用フローをツリー上で作成し表示可能。アルバイト特有の複雑な採用フローにも対応できる点が特徴です。

日程スロットを参照しながら、ドラッグ＆ドロップで簡単に面接官をアサインできる機能も搭載しています。大量の応募者がいても、簡単に面接を組めるシステムです。

クラウドハウス採用

クラウドハウス採用は応募者の集客に強みがある採用管理システムです。

数多くのサイトデザインパターンをシステム内に用意しており、オリジナルな求人ページの作成が可能。Indeed・Googleしごと検索との連携性も優れ、競合他社との差別化を図り応募者を効率的に増加できます。

長年採用領域に携わったプロがシステムの活用サポートをおこなってくれる点も魅力のひとつ。初めて採用管理システムを導入する企業でも、安心してスムーズに運用できます。

HITO-Link リクルーティング

HITO-Link リクルーティングは、求人サイトとの連携性に優れた採用管理システムです。

大手求人サイトはもちろん、業界特化型・エリア特化型の求人サイトを含め40件以上の求人媒体と連携可能。各媒体の候補者情報を自動で取り込んでくれるため、候補者管理も大幅に効率化できます。

メールの一括送受信機能も備わっており、候補者とのやりとりを効率化できる点も魅力です。

DXリクルーティングサービスFindin

DXリクルーティングサービスFindinは、採用活動のWebプロモーションに特化したサービスです。

求人広告に特化した知見をもつ社内チームが、応募を最大化させるための広告配信を実施。全国一括採用などで、採用難度の高い拠点に個別対応することも可能です。

採用サイトのデザインや文面作成もサポートしてくれるため、特別なノウハウがなくても魅力的なサイトが制作できます。

まとめ

採用管理システムは、応募者とのやりとりや選考状況をシステムで一元管理でき、採用活動を効率化できるシステムです。

ただし、システムによって得意とする採用領域や機能が異なるため、自社の採用課題解決につながる機能を備えたシステムを導入しましょう。

今回の内容を参考に、採用管理システムを導入し採用業務効率化と採用活動の成果向上を目指しましょう。

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