勤怠管理システムを導入するにあたり、担当者が心配になるのが導入コストや導入作業の負担ですよね。「低コストな勤怠管理システムを導入したい」。「なるべくシンプルなシステムを試してみたい」などと考えている企業も多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、低価格でマニュアルいらずの勤怠管理システム『attenly(アテンリー)』です。この記事では、アテンリーの特長や機能・料金から、アテンリーを最もお得に使う方法・口コミまでご紹介します。
目次
初期費用 | 無料 | 主な機能 | 勤怠管理/交通費精算/ 有給計算/シフト管理など |
---|---|---|---|
1人あたりの 月額料金 |
84円~ | ワークフロー 機能 |
勤務表の承認/休暇申請/ 休日出勤申請など |
無料 トライアル |
〇 | 主な 連携システム |
カオナビ/e-GOVなど |
打刻方法 | 4種類 | 対応言語 | 日本語 |
関連サービス | ー | 詳細 | 公式サイト |
attenly(アテンリー)とは、フューチャー・アンティークス株式会社が運営するクラウド勤怠管理システムです。サービスの提供が開始されたのは、2019年10月から。
画面上で勤務時間を入力し、月末に提出ボタンを押すだけで勤怠管理ができるシステム
として誕生しました。サービス開始以降、継続的に機能のアップデートがおこなわれており、新機能や時代に合わせた新たな料金プランも複数回リリースされています。今後も、さらに多くの企業が使いやすくなるようなアップデートが期待できる勤怠管理システムです。
attenly(アテンリー)には、下記の3つの料金プランが用意されています。
契約をすると各プランの月額料金のほか、選択する打刻方法によってはカードリーダー代や認証機器の費用が初回にかかります。
「トライアル」とは、初めての方が30日間無料でアテンリーを試せるプランのことです。対応機能には一部制限があり、下記の表のとおりです。
初期費用 | 0円 | 月額料金 | 0円 |
---|---|---|---|
勤怠基本機能 | 〇 | データ出力 | 〇 |
残業アラート | 〇 | 承認フロー設定 | 〇 |
シフト管理 | 〇 | スマホ対応 | 〇 |
二段階認証 | ー | 外部API連携 | ー |
e-GOV連携 | ー | サポート | メール/チャット |
無料トライアル期間もアテンリーのサポートサービスは利用でき、トライアル期間が終了する2~3日前に本契約をするかの連絡が入ります。本契約をしなくても、料金は発生しません。
「ベーシック」とは、トライアルと同じ機能を利用できる有料プランです。そのため、無料トライアルをしてみて機能が十分であると感じた方は、ベーシックを選ぶのがいいでしょう。
月額料金は2,500円(税抜)~。利用する人数によって料金は変動します。最近は新たに、従業員が20名以下の企業向けに少人数制プランがリリースされました。
従業員数 | 月額料金(税抜) |
---|---|
1~20名 | 2,500円 |
21~50名 | 5,000円 |
51~100名 | 10,000円 |
101~150名 | 15,000円 |
151~200名 | 20,000円 |
201~250名 | 25,000円 |
251~300名 | 30,000円 |
50名で使用すれば、1名あたり月額100円(税抜)でアテンリーを利用できます。初期費用はトライアル同様、無料です。
「プレミアム」とは、アテンリーのフル機能が利用できる有料プランです。こちらも人数によって料金が異なり、最小プランは1~50名のプランなため注意をしましょう。初期費用は0円です。
従業員数 | 月額料金(税抜) |
---|---|
1~50名 | 10,000円 |
51~100名 | 20,000円 |
101~150名 | 30,000円 |
151~200名 | 40,000円 |
201~250名 | 50,000円 |
251~300名 | 60,000円 |
以下の表に、各料金プランの対応機能をまとめてみました。どのプランを選ぼうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
プラン名 | トライアル | ベーシック | プレミアム |
---|---|---|---|
勤怠基本機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
データ出力 | 〇 | 〇 | 〇 |
残業アラート | 〇 | 〇 | 〇 |
承認フロー設定 | 〇 | 〇 | 〇 |
シフト管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマホ対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
二段階認証 | ー | ー | 〇 |
外部API連携 | ー | ー | 〇 |
e-GOV連携 | ー | ー | 〇 |
サポート | メール/チャット | メール/チャット | メール/チャット/電話 |
アテンリーは、年払いにすると2カ月間無料で使えます。つまり、10カ月分の料金で1年利用することが可能。1名あたりの月額料金が最安84円~になります。
例① | 例② | 例③ | |
---|---|---|---|
従業員数 | 48名 | 85名 | 140名 |
契約プラン | ベーシック | プレミアム | ベーシック |
1名/月額料金 | 86.8円 | 196円 | 89円 |
年払い | 5万円 | 20万円 | 15万円 |
価格は税抜き表示です。
価格の安さはユーザーからの評判で、アテンリーの口コミでも「低価格だから導入しやすい」といった声が目立ちました。
勤怠管理システムのattenly(アテンリー)さんは、とっても低価格!
さらに料金プランも豊富だから導入しやすい😳https://t.co/LD5QJ8DuHw#SaaS#今日のプロダクト pic.twitter.com/o8F7sQIzeK— エンプさん✏️あなたと事業に良きご縁を (@pl_enpreth) April 13, 2023
attenly(アテンリー)は価格の安さ以外にも、いくつかの特長があります。
アテンリーの特長一つ目は、画面デザインがシンプルな設計になっていることです。そのため勤怠管理システムを利用したことがない人でも、マニュアルなしで直感的に操作することができます。
もし操作に不安がある場合は、公式サイトで公開されているユーザーと管理者視点の基本的操作に関する解説動画を視聴しましょう。
初期設定も、テンプレートの活用や他社のタレントマネジメントシステムと連携することで、簡単に済ませることが可能です。
アテンリーは勤怠管理のほかにも、有給計算や交通費精算機能など多種多様な機能を揃えています。機能が充実しているので、アテンリー導入で効率化できる業務は多岐に渡ります。
前述のとおり、アテンリーは低価格でシンプルな設計ながら以下の豊富な機能を利用できます。
アテンリーにおける打刻方法は、次の4種類です。
アテンリーの打刻方法 | |
打刻 | アテンリーにアクセスして出勤または退勤のボタンをクリックして打刻 |
---|---|
入力 | アテンリーにアクセスして出退勤時間を手入力して打刻 |
ICカード | ICカードをカードリーダーにかざして打刻 |
顔認証 | 顔認証機器の前に立って打刻と同時に体温もチェック |
アテンリーにアクセスして打刻する方法では、スマホからでもおこなえます。勤怠管理画面では各従業員の勤務時間の確認はもちろん、休憩時間が不足していないかも確認可能です。
▼アテンリーの勤怠管理画面
アテンリーの有給計算機能では、
ができます。また働き方改革関連法で規定されている時間外労働の上限規制を超えた従業員がいた場合には、管理者にメールで通知。このように毎年おこなわれる法改正にも対応しています。
近年、各府省に対する手続きは電子政府の総合窓口である「e-GOV」を活用したオンライン申請が推奨されています。アテンリーならそんなe-GOVへの連携も可能です。
そのほか、タレントマネジメントシステムの「カオナビ」とも連携しているので、アテンリーだけでさまざまな事務業務を効率化できます。
アテンリーの導入は、以下の4ステップで完了します。
なお、申し込み後はアテンリー側がヒアリング・アカウント発行をおこなってくれるため、実質利用者がおこなうのは基本の勤怠設定のみです。
アテンリーでは、既に連携している「カオナビ」などの外部システム以外にも、カスタマイズをすることで外部システムの連携の追加が可能です。利用中の給与計算ソフトなどがある場合は、アテンリーに問い合わせてみましょう。
attenly(アテンリー)は、従業員1名あたり月に最安84円(税抜)~利用できる低価格な勤怠管理システムです。
低価格ながら勤怠管理業務に必要な機能は十分揃っており、企業によってはアテンリー導入により業務時間を大幅に短縮できた実績もあるため「現在Excelファイルで勤怠管理をしていてそこまで不便に感じていない」といった企業にもおすすめです。
誰でも使いやすいシンプルなデザインで設計されているので、導入コストだけでなく従業員に説明するなどの導入作業の負担も少ないでしょう。
労務・人事・総務管理者の課題を解決するメディア「労務SEARCH(サーチ)」の編集部です。労働保険(労災保険/雇用保険)、社会保険、人事労務管理、マイナンバーなど皆様へ価値ある情報を発信続けてまいります。
詳しいプロフィールはこちら