アルバイトやヘルプ勤務、スタッフの入れ替わりなどが多い飲食店で勤怠管理をするには、飲食店向けの勤怠管理システムの利用がおすすめです。
「Fooding Journal」という業務システムでは、飲食店に必要な販売管理・原価管理などの機能と、一般的な勤怠管理システムとは少し異なる”飲食店向けの勤怠管理機能”を搭載しています。
この記事では、そんなFooding Journalの勤怠管理機能についてご紹介。特長や使える機能・料金などを解説していきます。
目次
初期費用 | 要問い合わせ | 主な機能 | 勤怠管理/シフト管理/ 人件費管理/有休管理など |
---|---|---|---|
月額料金 | 要問い合わせ | ワークフロー 機能 |
有給休暇/打刻修正などの申請 |
無料 トライアル |
ー | 主な 連携システム |
弥生給与/給料王/ 給与奉行/給与大臣など |
打刻方法 | 4種類 | 対応言語 | 日本語 |
関連サービス | ー | 詳細 | 公式サイト |
Fooding Journal(フーディングジャーナル)とは、株式会社プロスが運営するクラウド型の飲食店向け業務システムです。飲食店を営む企業が必要とする機能はほとんどすべて揃っており、すべての機能を一括導入することも、自社に必要な機能だけを選んで導入することもできます。
なかでもFooding Journalの勤怠管理システムは2015年の時点で利用者数14万人を突破し、多くの外食企業から支持されていることが分かります。
この記事では、そんなFooding Journalの勤怠管理について取り上げていきますが、その他の機能で主にできることは下記のとおりです。
Fooding Journalで主にできること | |
---|---|
販売管理 | ・売上日報 ・売上速報 ・売上分析 ・月別日別売上推移 ・POSレジ連携 |
原価管理 | ・発注管理 ・仕入管理 ・在庫管理 ・インフォマート連携 ・レシピ管理 |
損益管理 | ・月別日別予算登録 ・実績管理 ・損益分析・FL分析 ・小口現金管理 ・経営管理レポート |
一元管理にすることで、コスト削減と業務の効率化をより実現しやすくなるでしょう。最初はFooding Journalの勤怠管理機能だけを契約し、必要となったら追加で他の機能を申し込むということも可能です。
Fooding Journalを契約する場合、下記2種類の料金がかかります。
初期費用や月額料金が具体的にいくらかかるのか知りたい方は、個別に見積もりをしてもらいましょう。なお、店舗数が増えるごとに月額利用料金は高くなりますが、初期導入費用は契約時にしか発生しません。
また、月額利用料金は”店舗ごと”に発生するため、契約している1店舗に従業員が増えても、支払う必要がある金額は1店舗分の料金です。
ここからは、Fooding Journalの勤怠管理機能について解説していきます。まずは、機能の特長について見ていきましょう。
一つ目の特長は、勤怠管理機能も飲食店向けに作られている点です。飲食店は、
などの実態から、全従業員が同じ時間帯でオフィス勤務をする一般的な企業よりも、勤怠管理業務が複雑でしょう。そんな悩みを解決するために開発されたFooding Journalは、飲食店の勤怠管理において必要な機能をすべて搭載しています。
ほかにも”飲食店向け勤怠管理システム”ならではの機能を備え、業務効率化により浮いた時間は、本来の業務に専念することができます。
二つ目の特長は、さまざまな機種のスマホ・タブレットにも対応している点です。多くの飲食店では、なるべく客席数を増やすためにバックヤードの広さを最小限に抑えているでしょう。スマホやタブレットくらいのサイズなら、そんな狭いスペースのバックヤードに置いても邪魔になりません。
また最近では、スマホやタブレット端末をレジとして利用する飲食店も増えてきています。スタッフが操作に慣れているスマホ・タブレットの勤怠管理システムなら、PCよりも直感的に操作ができるだけでなく、新たに端末を用意する必要がありません。
Fooding Journalでは、24時間365日のサポート体制を敷いています。その理由は、夜間や土日祝日も営業する飲食店が多いから。サポートは追加費用なしで利用できるので、システム利用に関していつ困りごとが起きても安心です。
Fooding Journalの主な勤怠管理機能は、下記のとおりです。
ここからは上記5つの機能について、詳しく紹介します。
Fooding Journalでは、現在利用しているPCやタブレットがタイムレコーダー代わりになります。もし従業員による不正打刻が心配なら、
など本人でしか認証できない打刻方法を選ぶことも可能です。これらの認証機器は、PCやタブレットにUSBでつなげて利用できます。
複数の店舗を巡回するスーパーバイザー向けには、スマホで使えるGPS打刻の機能もあります。ヘルプ(応援勤務)にも対応しており、他店舗でも同じ社員コードでの打刻が可能です。
一般的にシフト作成~公開までは、
といったフローを踏みますが、まず従業員は、自身のスマホからFooding Journalのモバイルサイトにアクセスし、希望シフトや休み希望を提出することができます。次にシフト管理者は、提出された希望シフトを参照しながらシフト表の作成が可能。
さらにシフト作成では、法律で定められている労働時間の上限を超える従業員がいたら、アラートが表示される警告機能も搭載。そして完成したシフトは、スマホ(モバイルサイト)からの確認が可能です。
このようにFooding Journalはモバイル対応が進んでおり、
などもモバイルサイトやLINE※へのプッシュ通知で従業員にお知らせできます。そのため、従業員と店舗間の連絡作業の負担が減るでしょう。
LINEと連携する必要があります。
Fooding Journalのシフト作成画面では、従業員のシフトを入力するたびに労働時間だけでなく、人件費も自動で表示されます。ここで表示される人件費は各従業員の給与から計算された金額で、各種割増賃金も含みます。
実際の人件費については、勤怠実績を管理すれば自動でかかった人件費を算出してくれる機能があります。なお、シフト上の人件費どおりに実際の人件費が推移しないこともありますが、その差異はグラフで一目で確認可能です。
Fooding Journalの有休管理機能は、従業員の勤続年数などに応じ、自動で付与・繰越をおこなってくれます。短時間勤務のアルバイトにも、有給休暇を時間単位で付与することが可能です。
2019年4月から働き方改革関連法の一つとして施行されている「年5日の有給休暇の取得義務」に関しても、Fooding Journalでは取得義務を満たしていない従業員を一覧で確認できるといった形で対応しています。
Fooding Journalでは、利用中の給与計算ソフトにあわせた連携用データを用意してくれます。データのレイアウトは、お客さんの運用に合わせたオーダーメイド方式です。
なお、給与計算ソフトから給与明細データをFooding Journalに取り込めば、従業員は自身のスマホからいつでも給与明細や源泉徴収票を確認することができます。
Fooding Journalとは、飲食店に特化した業務システムです。勤怠管理以外にも販売管理・原価管理・損益管理と、このシステム一つで飲食店の業務効率化を実現する機能が揃っています。
なお、今回ご紹介した勤怠管理機能だけを導入することも、勤怠管理とその他に必要な機能を選んで導入することも可能です。店舗に合わせたシステム導入をおこないたい飲食店は、ぜひ検討してみてください。
労務・人事・総務管理者の課題を解決するメディア「労務SEARCH(サーチ)」の編集部です。労働保険(労災保険/雇用保険)、社会保険、人事労務管理、マイナンバーなど皆様へ価値ある情報を発信続けてまいります。
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