【2024年最新】従業員満足度調査（ES調査）ツールおすすめ20選！タイプ別徹底比較

従業員満足度調査（ES調査）ツール比較一覧表

従業員満足度調査（ES調査）ツールの比較一覧表は以下のとおりです。

従業員満足度調査（ES調査）ツールとは

従業員満足度調査（ES調査）ツールは、企業が従業員の満足度を調査するためのツールです。このツールを使うことで「従業員が仕事に対してどのように感じているか」を定量・定性的に把握できます。

ツールには、アンケートフォームを作成するための機能が搭載。企業は自社のニーズに合わせて質問項目を設定でき、従業員に回答してもらいます。回答結果は自動的に集計され、グラフや表などの形式で結果の視覚化が可能です。

従業員満足度調査（ES調査）ツールは、従業員のモチベーション向上や離職率の低下など、企業の人事戦略に貢献できます。従業員の声を反映し、改善点を把握することで、企業と従業員の双方にとって有益な環境づくりにつながるでしょう。

従業員満足度調査（ES調査）ツールの選び方

従業員満足度調査を実施する際には、適切なツールを選ぶことが重要です。具体的には、以下三つのポイントを重視した方が良いでしょう。

従業員満足度調査（ES調査）ツールの選び方

• 目的にあった調査ができるか
• 料金形態を確認する
• 調査の実施方法や結果の受け取り方を確認

目的にあった調査ができるか

一点目は「目的にあった調査ができるか」です。従業員満足度調査ツールはさまざまなものがリリースされており、ツールによって機能が異なります。

そのため、自社の導入目的にあった機能を有するツールを選んだ方が良いでしょう。たとえば、従業員のモチベーション向上を目的とするなら、従業員のやりがいや報酬に関する質問が含まれているかを確認します。

また、改善点を特定するための質問項目があるかどうかもチェックしましょう。自社の課題や目的に合った調査ができるツールを選ぶことで、より効果的にツールを活用できます。

料金形態を確認する

二点目は「料金形態を確認する」ことです。

従業員満足度調査ツールでは、調査人数に応じて料金が設定されている場合が多いようです。また、利用するオプションに応じて同じプランでも大きく利用料金が変わります。

アンケートの設問数などにも大きく違いがあるため、支払う料金に対してどのようなサービス内容が含まれるかを事前に確認しましょう。予算を考慮しながら、必要な機能を適切に選ぶことが大切です。

調査の実施方法や結果の受け取り方を確認

三点目は「調査の実施方法や結果の受け取り方を確認」することです。

調査の実施方法はオンラインアンケート形式がほとんどですが、オフラインでのインタビュー形式に対応したツールもあります。そのため、自社の業務状況に合った方法を選ぶことが大切です。

また、結果の受け取り方についても確認しておきましょう。調査結果をPDFファイルなど電子データで提供するツールもあれば、紙媒体で提供するツールもあります。

結果の集計や分析がしやすい形式で結果が提供されるかどうかを確認し、効率的なデータ分析が可能なツールを選ぶことが望ましいです。

従業員満足度調査（ES調査）ツールのタイプ

従業員満足度調査には、主に以下三つのタイプがあります。

従業員満足度調査（ES調査）ツールのタイプ

• 従業員満足度調査特化型
• アンケート特化型
• 人事情報管理一体型

自社の導入目的にあったタイプを選びましょう。

従業員満足度調査特化型

従業員満足度調査特化型は、その名のとおり従業員満足度調査に特化した機能をもつツールです。

従業員の満足度に焦点を当てた質問項目や従業員のコメント、フィードバックを集める機能が充実しています。質問内容や項目をテンプレートとして用意しており、調査企画を設計する手間が省け、調査効率を向上できます。

また、調査結果の分析までひとつのツールでおこなえるため、従業員の声を集めるだけでなく組織課題の解決までつなげたい企業におすすめです。

アンケート特化型

アンケート特化型は、従業員に対するアンケート調査の効率化に特化したツールです。

質問項目の作成や回答集計など、アンケート調査に必要な機能が充実しています。従業員満足度調査に限らず、顧客満足度調査などさまざまなアンケート調査に利用できます。

また、カスタマイズ性が高く、自社のニーズに合わせてアンケートを作成できるため、調査の自由度が高い点が特徴です。

人事情報管理一体型

人事情報管理一体型は、従業員の情報管理と調査を一括しておこなえるツールです。

従業員の基本情報や勤怠管理、給与管理などの人事情報を管理する機能に加え、従業員満足度調査をおこなう機能も備えています。多機能なツールであり、従業員情報や調査結果を一元管理できるため、調査結果を活かして各人事業務の効率化も図れます。

たとえば、後述する「タレントパレット」では、離職した従業員と定着した従業員のアンケート結果を比較し、離職する確率の高い従業員を自動で抽出することも可能です。調査結果をさまざまな人事業務に活かしたい企業におすすめです。

従業員満足度調査特化型ツール

従業員満足度調査特化型ツールの比較表は以下のとおりです。

ラフールサーベイ

ラフールサーベイは、従業員満足度調査に特化したツールのひとつです。

9,000万にもおよぶ蓄積データをもとに、エンゲージメントやメンタル・フィジカルデータはもちろん、eNPSや企業リスク、など組織の状態を可視化する上で必要な設問を設定。これまで気づけなかった組織の強みや課題を把握でき、人事施策の決定に役立てます。

「ウェルビーイングタイプ診断」機能を備えており、従業員がどのような場合に幸せを感じるかを5つのタイプに診断。従業員がセルフケアをおこない貯めたポイントはギフトに交換できる機能もあり、福利厚生の充実が実現可能です。従業員の満足度を高める自社環境づくりにも役立ちます。

いっと

いっとはインタビュー形式で調査をおこなえる従業員満足度調査ツールです。

人事経験者をはじめ、キャリアアドバイザーやコンサルタントなど実績豊富なインタビュアーを用意。企業課題解決を念頭においたインタビューで、対策の根拠となる情報を効率よく収集してくれます。

カスタマイズ可能なアンケートを用意しており、全従業員向け・部署別・新しく入った従業員向けなど複数のアンケートを制作可能。回答は自動で集計され、詳細なレポートで企業の課題点の把握に役立ちます。

LLax forest

LLax forestは離職防止にもお役立ていただける従業員満足度調査ツールです。

調査は「メンタルヘルス」「フィジカルヘルス」「エンゲージメント」の3要素、計108問で構成されています。ストレスチェック機能も付いていますので、各サーベイの一本化も可能です。

分析結果をもとに、従業員にパーソナライズされた100種類の研修動画を表示し、満足度向上にお役立ていただけます。追加機能のパルスサーベイでは、毎月4問1分のサーベイにより、従業員の離職リスクを検知します。

ES-Quick

ES-Quickは、調査の簡便性に強みがある従業員満足度調査ツールです。

調査用のアンケートは事前に用意された200問のなかから最大60問を選ぶだけで実施可能。15分程度で回答を完了できるため、手間や工数をかけずに調査を実施できます。

最短4営業日で導入でき、すぐに調査を始めたい企業に最適です。

Geppo

Geppoは、継続的なデータ収集に強みがある従業員満足度調査ツールです。

従業員は毎月3問の設問に回答するだけで、調査を実施可能。ほとんど手間をかけずに調査を実施できるため高い回答率が期待でき、継続的にデータ収集ができます。

豊富なサポートを提供していることも魅力のひとつ。導入前のレクチャーはもちろん、専用のカスタマーサクセスから調査実施〜調査結果の活用まで適宜アドバイスをもらえます。従業員満足度調査ツールを初めて導入する企業におすすめです。

wevox

wevoxは、手軽に調査を実施できる従業員満足度調査ツールです。

わずか3分で回答を完了できるため、従業員の負担を減らし高い回答率が期待できます。収集した回答結果をリアルタイムで分析できるため、課題把握〜解決策の立案・実行までスピーディーにおこなえます。

パルスサーベイから得られた1億件にものぼる回答データをもとにさまざまな角度から分析が可能です。偏差値分析機能も備え、同業他社との比較もできるなど正確な課題把握をサポートします。

ASQ

ASQは、セミオーダー対応が売りの従業員満足度調査ツールです。

ツール導入に際し課題のヒアリングをおこない、どのような調査が最適かを提案してくれるコンサルティングを提供。調査実施後の施策に関してもアドバイスをもらえるため、専門的なノウハウがなくても調査実施〜運用まで即座に実施できます。

ランキング表示機能にも対応しており、従業員満足度や離職意向と相関性の高い要素をランキング形式で表示可能。優先すべき課題を明確にしやすく、効率的に労働環境の改善をおこなえます。

英語と中国語など複数言語にも対応できるため、多国籍企業でも導入可能です。

HR-PROG

HR-PROGは、個人と組織の両方を同時に診断できる従業員満足度調査ツールです。

調査結果を従業員ごとの個人単位はもちろん、部署や職種といった組織ごとに算出することが可能。今後の具体的な取り組み施策まで提案してくれるため、スピーディーに課題解決まで結び付けられます。

理想とする従業員の姿勢・行動と現状とのギャップも計測でき、従業員に最も向いている職種まで分析結果で記載。具体的な方針を示してくれるため、施策の立案もサポートしてくれます。

ハタラクカルテ

ハタラクカルテは、従業員の本音を吸い上げる機能に強みがある従業員満足度調査ツールです。

回答結果に応じて、自動的にフリーコメントの設問を変更可能。従業員にパーソナライズされたフリーコメント欄で、本音を引き出し企業の労働環境改善に結び付けられます。

匿名式と記名式の両方を選択可能で、従業員のプライバシーに配慮した調査実施も可能です。カスタマイズした設問の追加もでき、自社状況に合わせたアンケート設計ができます。

アンケート特化型ツール

アンケート特化型ツールの比較表は以下のとおりです。

Freeasy

Freeasyは、AIを活用した従業員満足度調査ツールです。

筑波大学と共同開発した独自のアルゴリズムを適用し、不適切回答をAIが自動抽出。正確な情報だけを抽出し収集できるため、従業員の状態をより正確に把握できます。アンケート添削のサポートがあるため、初めてのアンケート調査でも安心です。

低コストで導入できる点も特徴で、初期費用無料で月額500円〜利用可能。コストを抑えて導入したい企業におすすめです。

Questant

Questantは、アンケートの作成機能に優れた従業員満足度調査ツールです。

アンケートに関する知識がなくても、設問設計などを直感的におこなえるUIを開発。アンケート作成数も無制限で、70種類以上のテンプレートを用意しており、幅広い調査目的に応じて利用可能です。

アンケートにスキップ機能も搭載されており、重要な設問だけ回答できる仕様にすることで高い回答率を期待できます。

スマイルサーベイ

スマイルサーベイは、分析機能に優れた従業員満足度調査ツールです。

SalesforceなどのCMSと連携することで、スマイルサーベイで回収した回答データを顧客データと組み合わせて分析可能。従業員満足度だけでなく、営業戦略の立案にも役立ちます。

セキュリティ面も万全で、要望に応じて自社のサーバー内にシステムの構築が可能。情報漏えいなどのリスク軽減もでき、安心してツールを利用できます。

さらにPC・スマホなどのマルチデバイスでの閲覧が可能で、対応ページを自動生成してくれます。

wellday

welldayは、リモートワーク対応に強みがある従業員満足度調査ツールです。

アンケートの設問数は、従業員のコンディションに合わせてシステムが自動で最小限に調整。最短1分で回答できるため、従業員の負担軽減とアンケート作成作業の効率化を同時に図れます。

チャットツールと連携でき、チャットツール上のメッセージをAIが読み取り、週次でコンディションを可視化。従業員の様子をリアルタイムで把握できるため、即座に対策が打てる点も魅力的です。

アンケートで抽出された従業員の不調の要因別に課題解決マニュアルを自動で発行する機能によって、従業員の課題解決をサポートできます。

FreeasyASP

FreeasyASPは無料で利用できる従業員満足度調査ツールです。

QRコード発行に対応しており、作成したアンケートをQRコードで読み取り簡単に回答可能。従業員満足度調査はもちろん、ショップ来店者へのアンケートなど回答時間が限られたシーンでも有効活用できます。

有料プランではアンケートから個人情報を取得する機能も搭載。アンケート回答者にプレゼントを送付する際に役立ちます。

hanaseru

hanaseruはマネージャー育成に強みがある従業員満足度調査ツールです。

アンケートを作成し従業員のコンディションを可視化することはもちろん、hanaseruに所属するプロのコーチングを受けることが可能。マネジメントに必要な能力を向上させ、マネージャーとしてのパフォーマンスをより高く発揮できます。

申し込みから最短一週間で導入できる速さも魅力的です。

人事情報管理一体型ツール

人事情報管理一体型ツール比較表は、以下のとおりです。

SmartHR

SmartHRは、タレントマネジメント機能や人事・労務管理機能を有する従業員満足度調査ツールです。

調査形式はさまざまなものに対応しており、従業員満足度を測るものから、入退社時のアンケート、人事評価への理解度チェックにも対応。さまざまな目的に応じた調査が可能で、多角的に労働環境の改善につなげられます。

スマホにも対応しており、いつでもどこでも気軽にアンケート回答できる点も魅力です。

タレントパレット

タレントパレットは、タレントマネジメント機能をもつ従業員満足度調査ツールです。

設問設定を自由にカスタマイズでき、気軽なアンケートから本格的な調査まで幅広い用途に対応。テキストマイニング機能も有しており、アンケートの記述内容をシステムで自動分析してくれるため、人材登用や離職防止など人材施策への活用が期待できます。

離職ワード機能を搭載し、過去のデータから離職者に偏った発言傾向の高いワードを特徴順で抽出することが可能。アンケートなどで離職ワードが出た際に、即座に離職予防策などで対処できます。

HR Brain EX Intelligence

HR Brain EX Intelligenceは、データ分析に強みがある従業員満足度調査ツールです。部署・年齢・役職・性別・評価など豊富な項目を軸に分析でき、課題を明確化しやすいシステムです。

従業員の「期待」と「実感」をデータとして収集し表示する「ギャップ分析」にも対応。ギャップの大きい項目をランキング形式で表示できるため、施策の優先順位を決定しやすい点も魅力です。

人的資本の情報開示をおこない、非財務指標の定量化・従業員エンゲージメントの向上が実現できます。

シナジーHR

シナジーHRは、組織活性化に強みがある従業員満足度調査ツールです。

従業員満足度調査以外にも人事評価機能や面談記録機能なども搭載。従業員のコンディションを把握するだけでなく、人材活用を効率化したい企業におすすめです。

アンケート機能はもちろん、掲示板を通して従業員の意見を収集することも可能。掲示板で社内情報の発信もできるため、コミュニケーションツールを導入したい企業にもおすすめです。

カオナビ

カオナビは、簡単な設定で評価制度を運用できる従業員満足度調査ツールです。

申請時に伴う承認者の設定を組織形態に合わせて自由にカスタマイズ可能。選択式で簡単に承認者を設定できるため、複雑な承認ルートでも簡単に作成できます。

従業員満足度調査では三つの最適な設問がデフォルトで設定済みで、導入後すぐにアンケートを実施可能。簡単な操作画面でスマホからでも回答できるため、利便性に優れています。

まとめ

従業員の声を聞き、改善につなげることは、組織にとって重要です。

従業員満足度調査（ES調査）は、従業員の声を集めるための手段のひとつですが、手動でおこなうと手間やコストがかかることがあります。従業員満足度調査ツールを利用することで、より効率的に調査をおこなえるでしょう。

従業員満足度調査ツールには、従業員満足度調査特化型、アンケート特化型、人事情報管理一体型などのタイプがあります。それぞれの特徴や利用シーンに合わせて、適切なツールを選ぶことが重要です。

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